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オープン、RPAソフト新版「BizRobo! 11.5」をリリース、操作や運用を簡素化

2025年2月3日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オープン(2024年6月にRPAテクノロジーズより社名変更)は2025年2月3日、RPAソフトウェア「BizRobo!」シリーズ3製品(BizRobo! Basic、BizRobo! Lite/Lite+、BizRobo! mini)の新版「Ver11.5」の提供を開始した。新版では、基本エンジンから呼び出す手順なしに単独でロボットを実行できるようにするなど、ロボットの操作手順がシンプルになった。管理コンソールとの通信ではHTTPトンネルを利用可能にして簡素化している。

 オープン(2024年6月にRPAテクノロジーズより社名変更)のRPAソフトウェア「BizRobo!」シリーズは、デスクトップ型の「BizRobo! mini」、サーバー型でWebやExcelを自動操作する「BizRobo! Basic」と「BizRobo! Lite/Lite+」をラインアップする(関連記事サーバー型RPA新版「BizRobo! Basic v11.3.0.2」、ロボットの仕様書を生成可能に)。

図1:BizRobo!の操作画面(出典:オープン)
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 新版のVer11.5では、主に操作性を高めている。前版までは、ロボット(旧称:DAロボット)を使用する際、ベーシックエンジンロボット(旧称:DSロボット)から呼び出す必要があったが、新版では単独で実行でき、ロボットの実行や動作確認の手順が簡単になった。また、ロボットのループ処理の負荷を抑え、大量の作業を迅速に行えるようにしている(図1)。

 管理コンソールの使い勝手を改善した。新版では、ロボットを実行するサーバーとの通信に、ロボット実行サーバーから管理コンソールにHTTP/HTTPSで確立したコネクション(トンネル)を利用できる。これまでは管理コンソールからロボット実行サーバーに対しての通信で、間にファイアウォールが置かれる場合はポート(50000番)を開ける必要があった。

 また、ロボット実行サーバーへのロボット割り当てポリシーとして、空きリソースが多いサーバーだけでなく、空きリソースが少ないサーバーにロボットを割り当てる設定が可能になった。パブリッククラウドなどで、処理負荷に合わせてロボット実行サーバーを増減させる運用手法をとるケースで、サーバーのリソース使用率を高め、サーバーコストを低く維持できる(図2)。

図2:処理負荷に合わせてロボット実行サーバーを増減させる場合の、ロボットの割り当てイメージ(出典:オープン)
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