デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区)は、同社が運用する業界特化型データ基盤「InsiteStream」のシステムインフラを刷新した。インフォマティカ・ジャパンのクラウド型データ管理プラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」を導入し、これまで手動で対応していたデータ品質管理プロセスを改善した。インフォマティカ・ジャパンが2025年2月18日に発表した。
1995年の設立以来、東京・渋谷を拠点にインターネット関連事業を幅広く展開しているデジタルガレージ。近年は決済、マーケティング、投資・育成の3事業領域を中心に据えている。
顧客のデータ活用を支援する取り組みの中に、行政の公開データやオープンデータを継続的に収集・統合し、業界ごとに特化したデータ基盤サービスとして提供する事業がある。現在、日本全国の飲食店のデータセットを構築し、飲食店を顧客とする企業に向けてサービスを提供している。
飲食店のデータセットには約100万店の飲食店情報が含まれ、これらの情報を月次で最新化している。これまで、データ更新の際、情報の正確性を担保するため手動での対応が必要だった。これを改善するため、インフォマティカ・ジャパンのクラウド型データマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」(図1)を導入した。
図1:クラウド型データマネジメントプラットフォーム「Intelligent Data Management Cloud(IDMC)」の概要(出典:インフォマティカ・ジャパン)拡大画像表示
IDMCは、各種形式のデータを収集・抽出・変換・格納してデータカタログを構築する。散在するデータを一元管理してデータのサイロ化を解消し、目的のデータへの迅速なアクセスを可能にする(関連記事:インフォマティカ、データ統合ソフト「IDMC」をAzureの分析サービス「Microsoft Fabric」から提供へ)。
デジタルガレージは、IDMCに備わるデータ品質管理「Cloud Data Quality(CDQ)」、データ統合「Cloud Data Integration(CDI)」などの機能を活用して、飲食業界向けデータ基盤サービスにおけるデータ品質管理のプロセスを改善。同サービスの顧客が、より信頼性の高い情報をタイムリーに取得できるようになったとしている。
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