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レガシーシステム運用を支援する「AIベテランエンジニア」、COBOLコードから仕様書を自動生成─TSH
2025年5月14日(水)IT Leaders編集部
東京システムハウス(TSH)は2025年5月13日、COBOLシステムのための生成AIシステム「AIベテランエンジニア」を発表した。生成AI/LLMの「Gemini」を利用して、「仕様書作成システム」と「質疑応答システム」を提供する。COBOLコードからの仕様書の自動作成、チャット形式でのコードの修正案提示や不具合の調査などが行える。
東京システムハウス(TSH)の「AIベテランエンジニア」は、COBOLエンジニアの知見を基にレガシーシステムの運用を支援する生成AIシステムである。IT部門におけるシステムの維持・運用、改修時の修正提案、不具合の原因調査などに活用できる。
生成AI/大規模言語モデル(LLM)としてGoogle Cloudの「Gemini」を利用して、「仕様書作成システム」と「質疑応答システム」を提供する(図1)。
図1:COBOLシステムのための生成AIシステム「AIベテランエンジニア」の概要(出典:東京システムハウス)拡大画像表示
仕様書作成システムでは、COBOLシステムのコードをアップロードすると、仕様書を自動生成する。COBOLシステム資産を分析し、同言語の仕様書を構成する。質疑応答システムでは、COBOLシステムに関する質問に対し、RAG(検索拡張生成)構成により、自社の仕様書やCOBOLのナレッジから回答する。コードの生成や不具合の調査、コード修正案の提示なども行える(画面1)。
画面1:未実装のコード案を生成AIが自動生成(出典:東京システムハウス)拡大画像表示
「COBOLは現在も多くのメインフレーム/基幹システムで利用されているが、ベテランエンジニアの引退や後継の技術者の不足により、保守・運用の継続性において課題を抱えている。仕様書や設計書が十分に整備されていないこともレガシー脱却やDX推進の妨げになっている」(TSH)ことから同サービスを提供する。
TSHは提供中のレガシーシステム資産の分析・移行支援サービス「メインフレーム・マイグレーション・サービス(MMS)」と共に、レガシーシステムの資産整理やマイグレーションを支援する。
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