エクサウィザーズ子会社のExa Enterprise AIは2025年10月22日、RPA/AIエージェントサービス「exaBase だれでも自動化」を同年11月4日に提供開始すると発表した。Webブラウザを操作するRPAロボットを自然言語の指示で作成・修正できる。同年9月から提供のベータ版を経て、正式版をリリースする。
Exa Enterprise AIの「exaBase だれでも自動化」は、Webブラウザ操作を自動化するRPA/AIエージェントサービス。Webブラウザを操作するRPAロボットを、自然言語の指示によって作成・修正できる。IT技術に不慣れな人でも簡単にRPAを構築でき、自然言語でメンテナンスが可能としている(図1、関連記事:Webブラウザ操作を生成AIで自動化するRPA/AIエージェント「exaBase だれでも自動化」)。

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自動化したい業務を、ユーザーが普段どおりにWebブラウザ上で操作することでRPAロボットを構築できる。業務の変更が発生した際は、自然言語で依頼すると、AIが変更対応を行ってくれる。アプリケーションのUIが変わった場合もAIが自動で修正する。ユーザーは修正内容を承認するだけで済む。意図しない動作を行わないように、ユーザーの承認を経てアクションを実行する機能も備える。
2025年9月から提供していたベータ版に、150社以上の企業が申し込みがあり、実務で使われてきたという。これらから得た意見を正式版に反映している。主な先行事例として、Webシステム間でのデータ転記作業の自動化や、商談後のCRM(顧客関係管理)への情報登録作業の自動化などを挙げている。