アトラシアンは2025年10月23日、ソフトウェア開発者向けAIエージェント「Rovo Dev」の製品版をリリースした。プログラムコードの生成だけでなく、計画立案、コード生成、コードレビュー、ドキュメント生成、テストまで、プログラム開発のライフサイクル全体を支援する。料金(税別)は、開発者1人あたり月額2730円で、2000クレジットまで利用できる。
アトラシアンの「Rovo Dev(ロヴォ・デヴ)」は、同社の生成AIアシスタント/AIエージェント「Rovo」のソフトウェア開発版となるAIエージェントである。2025年6月リリースのベータ版を経て、同年10月23日に製品版の提供を開始した(関連記事:アトラシアン、コマンドラインで使えるコーディングAIエージェント「Rovo Dev」ベータ版を公開)。
コードの生成だけでなく、計画立案、コード生成、コードレビュー、ドキュメント生成、テストまでプログラム開発のライフサイクル全体を支援する(画面1)。
画面1:Rovo Dev CLIの画面(出典:アトラシアン)拡大画像表示
Rovo/Rovo Devの技術基盤は、セマンティックアーキテクチャに基づいてチーム、プロジェクト、作業内容などの関係を表現する「Atlassian Teamwork Graph」である。これにより、プロジェクトの目標を把握したうえで、タスク管理「Jira」のチケットやナレッジ管理「Confluence」のドキュメントと横断的に連携する。開発者がコードだけでなくプロジェクトの全体像を把握できるようにする。
複数の開発環境で使える。現時点で、端末画面のCLI(コマンドライン)、Atlassian Bitbucket、GitHub、Atlassian Jira(近日公開)、Microsoft Visual Studio Code(ベータ版)で利用可能である。
なお、アトラシアンが発表当日に開いた製品発表会に、アトラシアン製品の長年のユーザーであるKDDI Digital Divergence Holdings(KDH)で代表取締役社長 CEOを務める木暮圭一氏が登壇し、グループのアジャイル開発にRovoを取り入れた活用例を紹介している(関連記事:KDDIグループのDX推進組織が突き進む、AIを駆使したアジャイル開発)。
従業員と顧客向けのITサポートを一元管理するパッケージを追加
アトラシアンは同日、社内外のITサポートを一元管理する「Atlassian Service Collection」の提供を開始した。ITサービス管理(ITSM)プラットフォーム「Jira Service Management」を中核に、新たに加わった顧客サポート管理の「Customer Service Management」と、IT運用やサービス管理のためのAIエージェント群を組み合わせている。
AIエージェントは、ITサポートのリクエストを受け付け、対応の優先順位を付け、解決する。例えば、新入社員のオンボーディングを実施するユースケース(画面1)では、人事、IT、施設、法務など複数部門をまたがってタスクを調整し、承認が必要な場合は担当者と連携する。こうして、人事チームの負担を減らし、新入社員により良い体験を提供する。
画面1:新入社員のオンボーディングを支援するAIエージェントの画面(出典:アトラシアン)拡大画像表示
Atlassian / AIエージェント / Jira / Confluence / 生成AI
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