[事例ニュース]
すかいらーくHD、アルバイト採用管理システムを刷新してeKYCを導入、本人/就労資格確認を効率化
2025年11月27日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
外食チェーン運営のすかいらーくホールディングス(本社:東京都武蔵野市)は、グループ店舗共通の単日アルバイト採用管理システム「スポットクルーシステム」を開発し、「TRUSTDOCK」によるeKYC(オンライン本人確認)の仕組みを導入した。これにより、アルバイトスタッフの応募受付から本人確認までがオンラインで完結する。TRUSTDOCKが2025年11月26日に発表した。
すかいらーくホールディングスは、「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」などのレストランを国内外で約3000店舗展開する大手外食チェーンである。IT/デジタルを駆使して、グループ内のさまざまな業務の効率化/改善に取り組んでいる(関連記事:すかいらーくHD、前橋工場で紙帳票のペーパーレスを推進、年間3~4万枚の紙を削減へ)。
同社によると、グループ店舗のアルバイトスタッフ採用に伴う応募者の本人確認プロセスは、膨大な件数であることに加えて、アルバイトスタッフの国籍多様化に伴う就労資格の確認に要する業務負荷/コストが課題となっていたという。
そこで、グループ店舗共通の単日アルバイト採用管理システム「スポットクルーシステム」を開発。応募者の本人確認プロセスを効率化するために、eKYC(オンライン本人確認)を導入した。これにより、アルバイトスタッフの応募受付から本人確認までがオンラインで完結する。
eKYCの仕組みに、eKYCサービス「TRUSTDOCK」をAPI経由で利用する。応募者のセルフィー画像と顔写真付き身分証明書の画像を照合する「犯罪収益移転防止法 ホ方式」で本人を確認する(図1)。
図1:すかいらーくホールディングスの単日アルバイト採用管理システム「スポットクルーシステム」に導入したeKYCの概要(出典:TRUSTDOCK)拡大画像表示

































