[新製品・サービス]

リコージャパン、リコー製LLMを搭載した手のひら大のオンプレミスAIサーバーを提供

2026年3月30日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

リコージャパンは2026年3月27日、オンプレミスで動作するAIシステムのラインアップを拡充し、NVIDIA DGX Sparkベースの小型AIサーバーを提供開始した。リコー製の大規模言語モデル(LLM)やノーコードAI開発ツール「Dify(ディフィ)」をプリインストール/設定済みのパッケージとして提供するため、特別な設定を自前で行うことなくAIの活用を始められる。

 リコージャパンは、オンプレミスで動作するAIシステムのラインアップを拡充し、NVIDIA DGX Sparkベースの小型AIサーバーを提供開始した(図1)。リコー製の大規模言語モデル(LLM)やノーコードAI開発ツール「Dify(ディフィ)」をプリインストール/設定済みのパッケージとして提供するため、特別な設定を自前で行うことなくAIの活用を始められる。

図1:リコージャパンが提供する、NVIDIA DGX Sparkベースの小型AIシステムの概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ、リコー、リコージャパン)
拡大画像表示

 同社は以前より、GPUサーバー、リコー製LLM、Difyをパッケージにした「RICOH オンプレLLMスターターキット」など、オンプレミスで安全にAIを活用するためのサービス群を、利用規模や用途に合わせて提供している。今回、オンプレミス環境向けAIシステムの選択肢を広げた。

 ハードウェアとなるGPUサーバーは、NVIDIA DGX SparkのOEM(相手先ブランドによる生産)モデルを採用した。特徴は、大きさが150×150×50.5mmと手のひら大の小型サイズであること。プロセッサは、GPUとArm CPUを統合した「NVIDIA GB10 Grace Blackwell Superchip」を搭載している。

 インストールするリコー製LLMは、現行世代で270億パラメータと軽量でありながら性能の高さをうたう。Googleのオープンモデル「Gemma 3 27B」をベースに、学習済みの複数のモデルをマージして性能を高めた(関連記事リコー、オンプレミスで動作する軽量な日本語LLMを開発、Gemma 3をベースに追加学習で性能強化)。

 Difyは米LangGeniusが開発・提供する、生成AIアプリケーションのノーコード開発ツールである。チャットボットや文章生成など各用途をカバーするAIエージェントのワークフローを、ドラッグ&ドロップなどの簡単な操作で開発できる(関連記事CTC、AIエージェントのビジュアル開発ツール「Dify Enterprise」を販売)。

 伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が、AIサーバーへのリコー製LLMとDifyのプリインストールを含んだAI活用環境の設定を実施する(図2)。ユーザー要件を確認し、機器を調達し、各種設定シートや手順書の整備、キッティング、出荷前の動作検証、出荷・輸送管理まで一括して対応する。これによりユーザーは、特別な設定を行うことなくAIの活用を始められるとしている。

図2:伊藤忠テクノソリューションズが提供するキッティング/設定作業の概要(出典:伊藤忠テクノソリューションズ、リコー、リコージャパン)
拡大画像表示
関連キーワード

リコージャパン / CTC / GPU

関連記事

トピックス

[Sponsored]

リコージャパン、リコー製LLMを搭載した手のひら大のオンプレミスAIサーバーを提供リコージャパンは2026年3月27日、オンプレミスで動作するAIシステムのラインアップを拡充し、NVIDIA DGX Sparkベースの小型AIサーバーを提供開始した。リコー製の大規模言語モデル(LLM)やノーコードAI開発ツール「Dify(ディフィ)」をプリインストール/設定済みのパッケージとして提供するため、特別な設定を自前で行うことなくAIの活用を始められる。

PAGE TOP