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ドットログ、建設・設備業に向けてAIを活用した業務システムをオーダーメイドで開発

図面拾い出しや受発注転記を自動化

2026年7月10日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三

ドットログは2026年7月8日、建設・設備業向けのオーダーメイドAI開発サービス「ケンセツAIラボ(KENSETSU AI LAB)」の提供を開始した。図面の拾い出し、社内資料の検索、電話・ファクスによる受発注の転記などをAIで自動化するシステムを、ユーザー企業の環境に合わせてオーダーメイド型で開発する。

 ドットログの「ケンセツAIラボ(KENSETSU AI LAB)」は、建設・設備業向けのオーダーメイド型AI開発サービスである。図面の拾い出し、社内資料の検索、電話・ファクスによる受発注の転記などをAIで自動化するシステムを、ユーザー企業の環境に合わせてオーダーメイド型で開発する。

 サービス提供の背景として、建設業界の人材不足から、技術承継が難しい問題を挙げる。「図面からの拾い出しや見積り作業はベテランの経験に依存し、仕様書や過去見積りはフォルダの奥に散在。電話やファクスで受けた注文は基幹システムに手作業で転記している」(同社)。一方で、図面の書式や帳票、業務フローは企業ごとに異なるため、汎用のITツールを導入しても現場に定着しないという。

 ケンセツAIラボは、ユーザー各社の図面・仕様書・受発注データに合わせてAIで自動化できる範囲を診断し、専用システムを構築する。既存の図面やFAX、Excelをそのまま入口として、AIを各社に合わせて設計する。打ち合わせで業務や課題を聞き取り、自動化のイメージをすり合わせたうえでデモを短期間で開発し、提案書と共印提示する。デモの開発費用は無料で、導入の義務も課さない。納品後も、精度の評価や改善を継続し、AIが現場で使われ続ける状態まで伴走する。

 提供対象は、建設業、設備工事業、リフォーム業、建材商社などである。図1にある3つのユースケースを挙げている。

図1:建設・設備業向けオーダーメイドAI開発サービス「ケンセツAIラボ」の主なユースケース(出典:ドットログ)
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(1)図面拾い出しAI・積算AI
 取引先ごとに書式が異なる2D図面(PDFやスキャンデータ)や、数量内訳書などのPDFから、器具・部材の候補をAIが検出する。人の確認を経たうえで、数量表・積算につなげる。

(2)建設ナレッジAI(社内資料の横断検索)
 仕様書・施工基準・過去見積・ベテランの知見を横断検索する仕組みを構築する。回答の根拠となる資料ページを提示し、最終判断は人が担う。技術の承継や見積判断の属人化解消を支援する。

(3)受発注転記AI・現場バックオフィスAI
 電話・ファクス・メールで受けた注文をAIが読み取り、受注データとして基幹システムに自動で入力する。協力業者の管理や社内の問い合わせ対応まで機能を広げられる。

 料金は、オンラインまたは訪問によるヒアリングとデモ、診断レポートまでが無料。本開発は、内容や規模に応じて個別見積もりとなる。

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