情報増大という状況に対応するために、それを解決するソリューションとしてコミュニケーション、コラボレーションツールとしてブログ、SNSが、膨大な情報から必要な情報を抽出するための手段としてエンタープライズサーチが、より開発速度の向上、低コストの開発、個人レベルでの多様なツールの選択という観点から、マッシュアップといったソリューションが検討されています。
インターネット協会 エンタープライズ2.0研究部会 エンタープライズ2.0セミナー パネルディスカッション
テーマ:エンタープライズ2.0企業導入の課題
- 組織・ワークスタイルの変化
- 既存ITインフラとの関係
- コスト・収益への影響
パネリスト
- 住友電工情報システム 代表取締役 岩佐洋司
- 日本電気 マーケティング本部 川井俊弥
- リアルコム 取締役 吉田健一
モデレータ
- インプレスR&D エンタープライズ2.0 Forum 土屋信明
エンタープライズ2.0と組織・ワークスタイルの変化
土屋:情報増大という状況に対応するために、それを解決するソリューションとしてコミュニケーション、コラボレーションツールとしてブログ、SNSが、膨大な情報から必要な情報を抽出するための手段としてエンタープライズサーチが、より開発速度の向上、低コストの開発、個人レベルでの多様なツールの選択という観点から、マッシュアップといったソリューションが検討されています。
しかし、一方で、ブログとグループウェアの導入効果の違いは何なのか、マッシュアップとウェブのリンクの機能的な違い何であるのか、といった素朴な疑問も存在します。エンタープライズ2.0の定義にはさまざまな意見は存在すると思われるが、本日のセミナーの内容から推察するに、ブログ、SNS、サーチ、マッシュアップといったサービスは一般のインターネット環境では一般的なものになり、「参加」のメカニズムや膨大な情報の中から必要な情報を用意に探し出す手段が提供されている。
こうしたテクノロジーが企業内に入っていくであろうことを多くの人が感じるようになっている。これがエンタープライズ2.0を意味しているのではないでしょうか。そのときに、エンタープライズ2.0と呼ばれる技術が企業に入っていくときのメリットは何なのか、リスクは何なのか、といったことを考えていきたいと思います。
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