会計システムに用いるソリューションは、メーカーによって開発思想が異なる。当然だが、開発思想の違いはデータ構造やアプリケーション構成に大きな影響を与える。そのためソリューションの選定に当たり、開発思想を深く理解することは重要な意味を持つ。本稿では、会計ソリューションとして多くの企業が採用している独SAPと米オラクルのERPパッケージを帳簿会計や伝票会計といった会計の基礎理論や情報構造など複数の観点から考察する。
※本稿は日本ユニシス発行の「技報 通巻101号」(2009年8月発行)の記事に加筆・編集して掲載しています。
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