Office 365を利用するユーザが増えている。原動力の1つは、スマートデバイスと連携しやすいという利便性の高さだ。もっとも、セキュリティ対策のあり方について悩む声も少なくない。そんな不安を抱えている企業に向けて、本セミナーでは、Office 365の概要と設定方法、標準で利用可能なセキュリティ機能を解説。さらに、モバイルデバイスを業務利用する際に、Office 365の利便性とセキュリティを両立させるソリューションであるシトリックスのXenMobileについてデモを交えて紹介した。
ネットワールド自身が推進してきた
社内モビリティプロジェクトとは
最後のセッションではネットワールドでマーケティングを担当している棚町俊彦氏が登壇し、「370人の会社がチャレンジするモビリティ」と題するユーザ事例報告が行われた。棚町氏によると、370人の会社とは他でもないネットワールド自身であり、Office 365ならびにシトリックスのXenMobileをベースとした社内モビリティプロジェクトを推進してきたという。
ネットワールド自身が取り組んできたモビリティワークについて語る棚町俊彦氏モバイルデバイス利用に関してネットワールドでは、「外部に個人スマホの番号を公開したくない」「会社に常に管理されたくない」といった理由から会社支給を希望する意見と、「1台で済むため効率が良い」「使い慣れた端末操作のほうが良い」といった理由からBYOD(Bring Your Own Device:個人所有端末の持込)を希望する意見の2つが分かれていた。そこで採用したのが、外勤者にはCOPE(Corporate Owned, Personally Enabled:会社端末の個人利用)を、内勤者にはBYODを適用するという方法だ。
「いずれに対しても、XenMobileの導入により、Office 365や社内システムにセキュアにアクセスできる環境を整えています」と棚町氏。結果として、スマートフォンだけで行える業務範囲を拡大し、顧客と社員の双方にビジネスのスピードアップや業務効率化など大きな効果をもたらすことができた。また、ユーザ主導でのプロジェクト遂行が功を奏し、ユーザと情報システム部門双方の満足度を高めることができたと総括した。
セミナー会場は、モビリティワークやセキュリティに高い関心を持つ来場者で埋まった◆問い合わせ先
株式会社ネットワールド
http://www.networld.co.jp/
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