NTTドコモは、住信SBIネット銀行を約4200億円で買収し、連結子会社にする。一般株主が持つ31.62%の株式を公開買付けによって約2336億円で取得すると共に、SBIホールディングスが持つ34.19%の株式を約1863億円で買い取る。買収後の議決権比率は、NTTドコモと三井住友信託銀行が50%ずつを保有する。NTT、SBIホールディングス、NTTドコモ、住信SBIネット銀行の4社が2025年5月29日に会見を開き、詳細を説明した。
NTTドコモは、住信SBIネット銀行を約4200億円で子会社化する。一般株主が持つ31.62%の株式を公開買付けによって約2336億円で取得すると共に、SBIホールディングスが持つ34.19%の株式を約1863億円で買い取る。買収後の議決権比率は、NTTドコモと三井住友信託銀行が50%ずつを保有する(図1)。
図1:NTTドコモが住信SBIネット銀行を子会社化する流れの概要(出典:NTT、SBIホールディングス、NTTドコモ、住信SBIネット銀行)拡大画像表示
公開買付けは、2025年5月30日から7月10日まで実施する。公開買付け予定数は31.62%に該当する4767万4496株(上限下限の設定はなし)、1株あたり4900円で買い付ける(予定数買い付けた場合の買付額は2336億503万400円)。
加えて、SBIホールディングスは、自社が持つ住信SBIネット銀行の株式(34.19%)をすべてNTTドコモに譲渡する。譲渡予定株式数は5155万2600株。譲渡価額は約1863億5400万円になる(自己株式取得の対価である1株あたり3614.84円を株式数に乗じた参考額)。
その結果、住信SBIネット銀行の株式について、持株比率はNTTドコモが65.81%、三井住友信託銀行が34.19%になる。議決権比率は、NTTドコモと三井住友信託銀行が50%ずつを保有する。なお、住信SBIネット銀行は実質支配力基準に基づき、NTTドコモの連結子会社となる。
NTTドコモは、住信SBIネット銀行をドコモグループに迎え入れることで、銀行業に本格参入する。NTTドコモの会員基盤やドコモショップなどのチャネルと、三井住友信託銀行の銀行経営と信託サービスノウハウを組み合わせることで、住信SBIネット銀行の企業価値向上を目指す。
また、NTTは、SBIホールディングスが実施する第三者割当増資を引き受ける。SBIホールディングスの普通株式2700万株を1株につき4102円、1107億5400万円で取得する。これは新株式を加味した発行済株式の約8.18%に該当する。同資本業務提携の開始日は2025年7月17日。
写真1:左から、NTTドコモ 代表取締役社長の前田義晃氏、NTT 代表取締役社長の島田明氏、SBIホールディングス 代表取締役会長兼社長の北尾吉孝氏、住信SBIネット銀行 代表取締役社長の円山法昭氏拡大画像表示
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