九州を中心に医療機器販売事業を展開するキシヤ(本社:福岡県福岡市)は、データ分析基盤を刷新。2014年11月に全社展開を完了させた。社員1人ひとりが売上データを分析し、業務に生かせる体制を確立することを目指す。製品を導入したウイングアーク1stが、2015年1月14日に発表した。
同社は2009年、売上データを分析するためのデータウェアハウス(DWH)システムを構築した。しかし、このシステムは高度な知識を必要とするため敷居が高く、思うように活用は進まなかった。
しかし、厳しさを増す競争を勝ち抜くには、データに基づく迅速・的確な状況判断と意思決定が欠かせない。そこで、専門知識が不要で操作が容易な新システムを構築することにした。
2014年2月の導入開始後、同年10月に経営層向けデータ分析機能、翌月に管理者および一般社員向けのデータ分析機能を稼働させた。
新システムは、販売管理システムから必要なデータを抽出して集計処理を施したうえで、サーバーに登録。登録済みの売上データをドリルダウン/ドリルアップ分析する機能を備える。これにより、ユーザーである経営層や社員は情報システム部門にデータ抽出を依頼することなく、必要なデータを自ら入手して帳票を作成できるようになった。情報システム部門の作業負担も50%削減できたという。
経営層による意思決定の迅速化も実現した。複数の帳票を見比べていた従来に比べて、必要なデータを見つけ出すまでの時間を大幅に短縮できるからだ。
ウイングアーク1st製のBIツールを用いて構築。日立ソリューションズ西日本が支援した。今後は、経理や物流データを分析対象に追加。適正在庫のシミュレーションなどに活用していく構えである。
| 【プロジェクトの概要】 | |
| ユーザー名 | キシヤ |
| 事業内容 | 医療機器販売 |
| 導入システム | データ分析基盤 |
| 導入目的 | 売上データの見える化、データに基づく業務遂行、意思決定の迅速化 |
| 主な利用製品 | 「Dr.Sum EA」 |
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