企業におけるシステム開発において、外部の協力業者に“丸投げ”しているケースは枚挙に暇がない。その体質から抜け出せない背景を突き詰めていくと、IT活用にコミットしない経営者の姿勢にたどり着く。
システム部門が抵抗勢力になる理由
丸投げ体質には必ず責任回避がある。経営者が、ITや情報システムのことはよく分からないからとシステム部門任せにしているのは、明らかな責任回避である。事が起これば責任はシステム部門と考えている経営者は多い。当然、理解も支援もしないし、自らのITリテラシーや情報リテラシーの欠如を恥じることもない。経営者から関心を持たれないのだから、うまくいって当然、失敗すれば責任云々を問われることになる。システム部門が孤立し、社内でのステイタスが上がらないのも当然である。
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