電子情報技術産業協会(JEITA)が、「国内企業の『攻めのIT投資』実態調査」の結果を発表した。CIOやIT部門長ではなく、経営層や事業部門のマネジャー層など“非IT部門”のビジネスパーソンにIT投資やIT活用の姿勢を聞いている。類似の調査はほとんどない。ITの利用者とされる人たちは、ITおよびIT投資をどう見ており、それは企業にどう影響しているのだろうか?
結果は図2の通り。JEITAソリューションサービス事業委員会の川井俊弥副委員長(NEC)は、「経営層やLOB(事業部門)の責任者がITに意欲的なほど、つまりIT経営企業であるほど、売り上げ、利益が高いという結果が鮮明に出たと見ています」と話す。
図2:3年前と比した売上高、利益の増減を4つの属性別に聞いている。おおむね「ITに積極的であるほど、業績が改善している」ことが分かる(出典:電子情報技術産業協会)拡大画像表示
同委員会の遠藤明委員長(富士通)も、「調査前には、ここまでの相関があるとは考えていませんでした。積極的といっても姿勢の問題ですし、業績は様々な要素に影響されます。それほど有意な差は出ないのではと思っていました」と率直に語る。確かにその通りだろう。だとすれば、正の相関が表れた理由は何か?その答、もしくはヒントになるのが以下のチャートである。
まずITに積極的な人ほど、自らの業界を「顧客のニーズ変化が速い」「技術進歩が速い」と回答している(図3)。同時にITに積極的な人ほど、業務の効率化や業務コストの削減、新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化といった面で「ITが重要な役割を果たしている」と回答する(図4,5)。
図3:回答者が属する業界の特徴(複数選択、出典:電子情報技術産業協会)拡大画像表示
図4:当たり前だが、「極めて積極的」な回答者はITの役割を重視している(出典:電子情報技術産業協会)拡大画像表示
図5:製品開発や事業開発でもそれは変わらない(出典:電子情報技術産業協会)拡大画像表示
- 業務システム 2027年4月強制適用へ待ったなし、施行迫る「新リース会計基準」対応の勘所【IT Leaders特別編集版】
- 生成AI/AIエージェント 成否のカギは「データ基盤」に─生成AI時代のデータマネジメント【IT Leaders特別編集号】
- フィジカルAI AI/ロボット─Society 5.0に向けた社会実装が広がる【DIGITAL X/IT Leaders特別編集号】
- メールセキュリティ 導入のみならず運用時の“ポリシー上げ”が肝心[DMARC導入&運用の極意]【IT Leaders特別編集号】
- ゼロトラスト戦略 ランサムウェア、AI詐欺…最新脅威に抗するデジタル免疫力を![前提のゼロトラスト、不断のサイバーハイジーン]【IT Leaders特別編集号】
-
VDIの導入コストを抑制! コストコンシャスなエンタープライズクラスの仮想デスクトップ「Parallels RAS」とは
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-



