筆者らのデータ分析チームは、「KDD Cup 2015」というデータ分析の国際大会で2位に入賞しました。これまで、「オンライン無料講座からの離脱者を予測する」という同大会の課題に対し、講座のアクセスログから受講者がどんな行動を取っているかを想像し、コンピューターが離脱を予測しやすいようデータを加工して特徴量を作るところまで、筆者らの取り組みと思考について説明してきました。今回は、その特徴量からコンピューターに離脱する人の法則性を学習させる過程で、筆者らが考えた中身を紹介します。
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