ITホールディングスのインテックと、ATM監視業務の受託など金融機関の業務を支援する日本ATM(現社名:SocioFuture)は2016年4月18日、ATMチャネルを活用したサービスの提供の共同検討を開始すると発表した。
インテックと日本ATM(現社名:SocioFuture)は、金融機関向け統合CRMシステム「F3(エフキューブ)」と、複数行での共同利用が可能なATM監視システム「GAIA」を連携した、新サービスの提供を共同検討する。マーケティング分野における、ATMの効果的な活用を支援する。
具体的には、利用者の属性に応じたセールスメッセージや情報をATM画面に表示し、金融機関での非対面サービスを拡充するほか、利用者の反応を一元的に管理し、マーケティングの高度化に繋げることを可能にする。また、日本ATMが持つATMオペレーションセンターを活用し、ATMのインターフォンを通じた利用者からのセールスメッセージに対する問合せへの応対も提供する。
インテックと日本ATMは2016年4月から共同検討を開始し、金融機関向けのサービスを順次リリースをしていく予定だという。