[真のグローバルリーダーになるために]

【第34回】競争でも攻めてはいけないポイントがある

2016年5月20日(金)海野 惠一(スウィングバイ 代表取締役社長)

香港の鉄道カードシステムを巡る大型案件において、競合相手の中国IT大手の北京鳳凰との2度の面談の結果、入札での直接対決を避け、北京鳳凰が落札し日本ITCソリューションがプロジェクトマネジメントを担当するという案が先方から出てきた。しかし、日本ICTソリューションの佐々木は「人を致して人に致されず」すなわち「主導権を渡してはいけない」という孫子の兵法の言葉を思い出していた。先方からの提案を預かったまま、佐々木と事業部長の三森は、ホテルのバーでクールダウンしながらも、今後について語り合っていた。

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
  • 1
  • 2
バックナンバー
真のグローバルリーダーになるために一覧へ
関連記事

トピックス

[Sponsored]

【第34回】競争でも攻めてはいけないポイントがある [ 2/2 ] 香港の鉄道カードシステムを巡る大型案件において、競合相手の中国IT大手の北京鳳凰との2度の面談の結果、入札での直接対決を避け、北京鳳凰が落札し日本ITCソリューションがプロジェクトマネジメントを担当するという案が先方から出てきた。しかし、日本ICTソリューションの佐々木は「人を致して人に致されず」すなわち「主導権を渡してはいけない」という孫子の兵法の言葉を思い出していた。先方からの提案を預かったまま、佐々木と事業部長の三森は、ホテルのバーでクールダウンしながらも、今後について語り合っていた。

PAGE TOP