[ザ・プロジェクト]
クラウドシステム「雲の宇宙船」でスマートエネルギー改革に挑む─日本瓦斯
「攻めのIT経営銘柄 2016」選定企業のIT戦略<5>
2016年11月18日(金)佃 均(ITジャーナリスト)
日本瓦斯(ニチガス:証券番号8174/東証1部)は主要業務をクラウドに移行して、対2005年指数で契約件数が約1.8倍に増えたにもかかわらず、販売管理費は1.4~1.5倍。「その差が収益につながっている」と和田眞治社長が言う通り、ここ数年、過去最高益を出し続けている。ガスというライフラインの安心・安全を維持しつつ、顧客サービスの質を上げ、同時に社員のワークスタイルを変えていく。ニチガスはこの難問にどう挑んだのか。
- > 前へ
- 1
- 2
バックナンバー
- 基幹システム刷新に再度挑むイトーキ、過去の教訓から描いた“あるべき姿”へ(2024/10/02)
- 「早く失敗し、早く学べ」─生成AIやCPSの活用が導くロート製薬のデジタル変革(2024/07/30)
- 新グローバル本社を起点に取り組む、組織と働き方のトランスフォーメーション─オリンパス(2024/06/07)
- 「アミノ酸から新天地開拓へ」─事業成長と社会課題解決に向けた味の素のDX(2024/04/18)
- デジタルを駆使して“尖ったものづくり”を追求し続ける─DXグランプリのトプコン(2024/02/21)