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米Nutanixのハイパーコンバージドインフラストラクチャーがもたらす価値

ITインフラの“所有”と“利用”のバランスを最適化

2017年3月13日(月)

経営環境が大きく変化するなか、企業のITには、ビジネスに競争優位をもたらすためのイノベーティブな仕組みを短期間で実現することが強く求められている。半面、既存システムに加え、クラウドの利用が始まったITインフラは複雑化する一方であり、IT部門の担当者は多くの時間を運用上の課題への対処に費やさねばならないのが実状だ。こうした現状を打破し、イノベーションのための行動を起こすためには、ITインフラはどうあるべきなのだろうか。「ハイパーコンバージドインフラストラクチャー」と呼ばれるソフトウェア定義型のITプラットフォームを提供する米Nutanixの日本法人を預かるコーポレート マネージング ディレクター 兼 社長の町田 栄作 氏に聞いた。

ニュータニックス・ジャパン合同会社コーポレート マネージング ディレクター 兼 社長の町田 栄作 氏

 町田氏は、さらに説明する。「実は、予測可能なワークロードは企業内に75%も存在します。そして、そうしたワークロードは、クラウド環境ではなく、社内のオンプレミス環境に置いたほうがコストは低いことが、調査結果などから明らかになっているのです。

 つまりIT部門が今、考えるべきは『クラウドかオンプレミスか』という選択ではなく、『ITインフラにおける“所有”と“利用”のバランスをいかに最適化を図るか』なのです。それこそが、IT投資におけるオペックスの割合を8割から7割に、さらには4割へと変革していくことにつながるのです。今後は、プライベートクラウドとオンプレミス環境のハイブリッド化が前提になります」

 ここで、ハイブリッドクラウドを構成するオンプレミス環境については注意が必要だ。冒頭で挙げたサイロ化している従来のオンプレミス環境では、町田氏がいう「ITインフラにおける“所有”と“利用”のバランスの最適化」は図れない。「パブリッククラウドと簡単に接続できる仮想環境を提供できると同時に、両者を一元的に管理できなければ、オンプレミス環境を有する企業としては安心して運用できません。だからこそNutanixでは、サーバー、ストレージ、仮想化機能をネイティブに統合したWebスケールなITインフラの実現を目指しています。ワークロードが予測可能になったアプリケーションをオンプレミスで運用するには、サーバー台数を数台から数千台規模にまで拡張できるWebスケールへの対応は不可欠です」(町田氏)。

“コンシューマーグレード”をITインフラも求めている

 もう1つ、これからのオンプレミス環境の条件として町田氏が挙げるのが「コンシューマー(消費者)グレード」である。「ITは専門家のツールだとするのは過去の話。iPhoneの登場以降、私たちが利用するITのユーザーインタフェース(UI)がワンクリックでの操作が当然になったように、企業のITインフラ管理においても、誰もが直感的に使えるUIが不可欠です。パブリッククラウドが普及した背景にも、そうしたUIや自動化の存在があります。

 Nutanixが提供する管理機能「Prism」では、仮想マシンやストレージ、ハードウェアなどを一元的に管理できるほか、ソフトウェアアップグレードやキャパシティープランニングといった機能も簡単に利用できます。直感的なUIによりハイスキルなIT管理者でなくても容易に操作できるため、利用部門へのセルフサービス化をうながしたり、専門的な技術者不足を解消したりといった面からもオペックスの削減に貢献します」(同)。

ニュータニックス・ジャパン合同会社コーポレート マネージング ディレクター 兼 社長の町田 栄作 氏

 こうしたWebスケールのアーキテクチャーとコンシューマーグレードを備えたITインフラをNutanixは「エンタープライズ・クラウド・プラットフォーム」と呼んでいる。町田氏は、「Nutanixはアプライアンスとして提供を始めたためハードウェアベンダーだと誤解されていますが、当社は100%ソフトウェアのベンダーであり、ハードウェアもハイパーバイザーも特定ベンダーに依存していません。利便性が高いパブリッククラウド環境を、企業が手元に置いて安全かつ手軽に使えるようにすることが企業理念であり、それを具現化していくのが当社製品なのです」と話す。

 ITインフラの“所有”と“利用”のバランスを取り、オペックスの比率を変革するためには、オンプレミス環境をパブリッククラウド同等のアーキテクチャーに変えていくというアプローチは、IT によるイノベーションが求められている今では、もはや欠かせないと言えるだろう。

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