MMD研究所は、会社員を対象に、在宅勤務におけるツールの利用動向を調査した。2020年4月23日、調査結果を発表した。在宅勤務時に導入を開始したツールは「Skype」が48.0%と最も多く、次に「Zoom」(20.0%)、「slack」(12.0%)となった。
MMD研究所は今回、20歳~59歳の会社員の男女1089人を対象に、在宅勤務におけるツールの利用動向を調査している。
図1は、導入しているツールの名前を尋ねた結果だ。在宅勤務の開始に伴ってツールを導入した25人と、在宅勤務をする前からツールを導入していた70人それぞれに聞いている。在宅勤務時に導入を開始したツールは、Skype(48.0%)、Zoom(20.0%)、Slack(12.0%)の順となった。一方、在宅勤務をする前から導入していたツールは、Skype(50.0%)、Zoom(14.3%)、Chatwork(5.7%)の順となった。
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導入しているツールの分野も聞いた。在宅勤務をしていると回答した141人に聞いた。在宅勤務開始に伴い導入したツールは、「ビデオ通話/Web通話」(17.0%)、「チャット」(9.2%)、「スケジュール共有」(8.5%)の順となった。一方、在宅勤務をする前から導入していたツールは「ファイル共有」(48.2%)、「スケジュール共有」(45.4%)、「ビデオ通話/Web通話」(42.6%)の順となった。
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