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がん研究会有明病院、病院玄関にロボットを設置して来院者の体温をチェック

2020年7月27日(月)IT Leaders編集部

がん研究会有明病院は2020年7月22日、病院玄関に人型のコミュニケーションロボットを設置して来院者の体温をチェックするシステムを、2020年7月1日に稼働させたと発表した。研究という位置付けで、2021年3月末まで評価する。来院者への注意喚起と体温チェックなどを行い、医療従事者の負担を減らす。コミュニケーションロボットには日立製作所の「EMIEW(エミュー)」を採用した。

 がん研究会有明病院は、医療従事者の業務負担低減策の一環として、病院玄関に人型のコミュニケーションロボットを設置した(写真1)。来院者への注意喚起や体温チェックなどを行う。研究という位置付けで、2020年7月1日から2021年3月末までシステムを評価する。

写真1:がん研究会有明病院の玄関にコミュニケーションロボットを設置した。来院者への注意喚起や体温チェックなどを行うことで、医療従事者の負担を軽減する(出典:がん研究会有明病院)写真1:がん研究会有明病院の玄関にコミュニケーションロボットを設置した。来院者への注意喚起や体温チェックなどを行うことで、医療従事者の負担を軽減する(出典:がん研究会有明病院)
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 がん研究会有明病院は現在、新型コロナウイルス感染症対策として、病院の正面玄関において、来院者への注意喚起と、サーモカメラを用いた体温チェックを実施している。評価の第1段階では、これらの作業をコミュニケーションロボットのEMIEWに補助させる。

 コミュニケーションロボット導入前は、1日あたり約1800人の外来患者とその家族に対して、4人の医療従事者が案内にあたっていた。コミュニケーションロボット導入後の現在は、2人で案内している。現在、医療従事者の動線など運用上の課題も含め、医療従事者の負担軽減効果の評価を進めている。

 第2段階では、医療従事者の負担をさらに軽減するため、サーモカメラとコミュニケーションロボットを連動させ、発熱している来院者には自動的に注意を促すなど、来院者の状況に応じた案内の実証を行う。今後、研究によって得られたデータや課題をもとに、コミュニケーションロボットが担う業務を増やしていく。

 なお、EMIEWは、日立製作所が開発したコミュニケーションロボットである。外部のロボット制御アプリケーションと連携して動作する仕組みであるため、機能の拡張や業務システムとの連携が容易である。多言語による会話機能や自律走行機能なども持っており、特に公共空間での利用に求められる雑音環境下での音声認識性能に特徴がある。

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