富士通は2021年3月8日、Webブラウザを使って非対面で商品説明や契約確認などを行えるサービス「FUJITSU Finplex オンライン接客サービス eXcloser」(Finplex eXcloser)を開始した。顧客は、営業職員が送ってきたURLにWebブラウザでアクセスするだけで説明を受けられる。金融機関などに向けて提供する。価格は、個別見積もり。販売目標は、2023年度末(2024年3月期)までに10億円。
Finplex eXcloserは、Webブラウザを使って、非対面で商品説明や契約確認などを行えるサービスである(画面1)。金融機関の営業職員やライフコンサルタントが、オンラインで商品を紹介したり契約内容を確認したりできる。顧客は、営業職員が送ってきたURLに、PCやスマートフォンなどのWebブラウザでアクセスするだけで説明を受けられる。
画面1:「Finplex eXcloser」のサービス画面と各機能(出典:富士通)拡大画像表示
特徴の1つは、Webブラウザさえあれば、利用者登録などが不要で利用できることである。サービスホーム画面からメールアドレスまたは電話番号を入力すると、都度個別のURLを発行する。アクセスコードを入力したりQRコードを読み込んだりするやり方もとれる。
コミュニケーションは、音声通話に加えて、ビデオ通話を利用できる。表情を見ながらコミュニケーションできる。画面上では、PDF資料もリアルタイムに共有できる。資料に相互に書き込んだり、ページをめくったりできる。顧客の疑問や関心事に応じて、適宜補足をしながら提案できる。書き込んだPDFはダウンロードして後から見返せる。
要素技術として、米Waaguのリモートコミュニケーションサービス「Loookit」を利用する。富士通は、Loookitを組み込んだシステムを、サポートを含めたトータルサービスとして提供する。今後、利用者の操作を遠隔支援する機能や、契約手続きまでをオンラインで完結できる機能を富士通が追加開発する予定である。
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