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ナレッジワークス、3D VRを用いたコミュニケーションサービス「ROOM」を提供

2021年8月19日(木)IT Leaders編集部

ナレッジワークスは2021年8月18日、コミュニケーションサービス「ROOM」を発表した。3D VRで構築したバーチャルな交流空間を提供する。対話型3Dアバター(バーチャルヒューマン)やテキスト、音声チャット、Web会議、エリアメッセージなどのコミュニケーション手段を提供する。メンバー間で、人の気配を感じるコミュニケーションが行えるとしている。

 ナレッジワークスの「ROOM」は、3D VRを用いたコミュニケーション/仮想オフィスサービスである(画面1)。対話型3Dアバター(バーチャルヒューマン)、テキスト、音声チャット、ビデオ会議、エリアメッセージなどのコミュニケーション手段を提供し、メンバー間で人の気配を感じるコミュニケーションを行えるとしている。

画面1:ルーム画面での接客イメージ(出典:ナレッジワークス)画面1:ルーム画面での接客イメージ(出典:ナレッジワークス)
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 営業活動における「VR展示モール+商談ルーム」の構築や、テレワーク環境下で社員間のコミュニケーションやプロジェクト管理を図るための仮想オフィスとしての利用を想定している。

 ROOMの特徴の1つであるバーチャルヒューマンは、対話型3Dアバターによるガイドである(画面2)。対話型でバーチャル空間内での誘導や説明、アシスタントなどを行うことができる。

画面2:バーチャルヒューマンのイメージ(出典:ナレッジワークス)

 VR展示モール+商談ルームでは、3D VRを生かしたバーチャル会場/出展ブース上で動画やスライド、バーチャルヒューマンなどによって、来場者に対して自社製品をわかりやすく説明し、体験してもらうことが可能になる。来場者は、Webブラウザからアクセスして、展示モール内を自由に歩き回り、展示品やスライド、動画などを閲覧できる。ブースにいる説明員に声をかけて、テキストや音声によるチャットで説明を求めることもできる。合わせて、クローズドな商談スペースも利用できる。

 仮想オフィスとして使う場合は、バーチャルなコミュニティスペースを社員交流の場として、いつでも社員同士がコミュニケーションを図ることができる。特定のメンバーのみが入れるルームを設定することで、プロジェクト管理も行える。

 また、個々のプロジェクトルームも設定でき、タスク管理やファイル共有が行え、チームの情報管理を一元化できる。例えば、総務部がバーチャルヒューマンがナビゲートする総務サービスルームを設置して、総務業務を提供することも可能である。

 このほか、自社製品・サービスの顧客・会員サポートの提供も可能である。これまで専用のサポート手段で対応していた会員サポートをROOMに移行して、バーチャルヒューマンによる1次対応から、Web会議などを用いた担当者による対応へのエスカレーションといったサポート体制を取ることができる。

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[編集部より]
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