[新製品・サービス]

NEC、業務担当者のデータ分析力をAIで補完する「DX人材育成サービス」

dotDataで業務スキルとデータ分析力をあわせ持つ人材を育成

2021年10月22日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2021年10月21日、人材育成サービス「DX人材育成サービス」の提供を開始した。業務スキルとデータ分析力をあわせ持つ人材を育成する。AIを活用した予測モデルの生成を自動化するソフトウェア「dotData」を活用する。業務スキルを持つ現場担当者を対象に、データ分析力をdotDataで補完する形である。価格(税別)は、標準期間6カ月(集合2カ月、OJT4カ月)で1000万円(dotDataの契約が別途必要)。販売目標として1年間で20社を掲げる。

 NECの「DX人材育成サービス」は、業務スキルとデータ分析力をあわせ持つ人材を育成するサービスである(図1)。最大の特徴は、AIを活用した予測モデルの生成を自動化するソフトウェア「dotData」を活用する点である。業務スキルを持っている現場担当者を対象に、データ分析力をdotDataで補完する形である(関連記事NEC、データ分析をAIで自動化するdotDataのクラウド版「dotData Cloud」を販売)。

図1:DX人材育成サービスは、業務スキルとデータ分析力をあわせ持った人材を育成する(出典:NEC)図1:DX人材育成サービスは、業務スキルとデータ分析力をあわせ持った人材を育成する(出典:NEC)
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 同サービスでは、集合形式とOJT(On the Job Training)形式の2つの研修を、オンラインで実施する(図2)。集合形式研修では、デジタル変革の事例を用いてデータ活用例を紹介する講座と、データサイエンスの基礎講座の2講座を提供する。さらに、dotDataの活用方法をハンズオンで学習する。一方のOJT形式研修では、5~6人でチームを組む。NECのデータサイエンティストとともに自部門のユースケースをdotDataで分析し、施策を定義するまでを実施する。

図2:DX人材育成サービスの体系(出典:NEC)図2:DX人材育成サービスの体系(出典:NEC)
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 サービス提供の背景について同社は、デジタル時代に対応したデータを活用する人材や、データサイエンティストの育成が重要課題になっていることを挙げる。「実際にデータをビジネスに活用するためには、現場で培われる業務スキルとデータ分析力の両方が必要になる。今回の人材育成サービスを受講することで、業務スキルを持った現場担当者みずからデータを分析できるようになる」としている。

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