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SCSKサービスウェア、Power Automateの操作/活用方法を習ぶ教育コース

2022年4月8日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

SCSKサービスウェアは2022年4月7日、オンライン研修コース「Microsoft Power Automate向け研修」を発表した。日本マイクロソフトの業務自動化ツール「Microsoft Power Automate」の操作方法や活用法を習ぶコースである。同年4月21日から提供する。研修日数は1日(10:00~17:00)で、価格(税込み)は1人あたり5万円。

 SCSKサービスウェアの「Microsoft Power Automate向け研修」は、業務自動化ツール「Microsoft Power Automate」の操作方法や活用法を習ぶ、オンライン研修コースである。研修日数は1日(10:00~17:00)で、オンライン形式で実施する。音声/映像配信にZoomを、PC画面のリモート操作にSplashtop Businessを使う(画面1)。

画面1:業務自動化ツール「Microsoft Power Automate」でクラウドフローを設計している画面(出典:SCSKサービスウェア)画面1:業務自動化ツール「Microsoft Power Automate」でクラウドフローを設計している画面(出典:SCSKサービスウェア)
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 研修コースでは、Power Automateで何ができるのかの概要やクラウドサービス(Microsoft 365)との連携方法など、業務の自動化について実践的な演習を通じて学習する。主に、Power Automateの特徴であるクラウドフロー(クラウドやオンプレミスのサービス同士を連携させた処理)による業務自動化について学習する。デスクトップフロー(デスクトップ画面操作の自動化)は対象外である。

 Zoomによる音声/映像配信に加え、SCSKサービスウェアが用意したクライアントPCをリモート操作することにより、実践的に演習する。リモート操作ソフトウェアとしてSplashtop Businessを使う。講師と受講者の双方がリモートアクセスするインタラクティブセッションにより、講師が受講者の操作画面を常に確認する。

 なお、Power Automateは、各種のクラウドサービス同士を連携可能な業務自動化ツールである。操作方法や活用法を習得することで、マイクロソフト製品を含む複数のアプリケーションやサービス間の連携を自動化できる。今後は、、Power Platform製品群のローコード開発ツール「Microsoft Power Apps」の研修コースも企画している。

 研修コースの内容は以下のとおり。

  1. Microsoft Power Automateとクラウドフロー・デスクトップフローの概要
    Power Automateの概要とクラウドフロー、デスクトップフローの機能について学習する。
  2. Microsoft Power Automateのインターフェースと用語について
    Power Automateのログイン画面、開発画面の画面構成と各用語について学習する。
  3. 実業務を題材にした演習 Microsoft SharePointに新規追加されたファイルの新着通知処理
    SharePointに新しいファイルが追加された際に自分あてに通知を送信するフローの作成を通じて、アクションの操作方法や動的なコンテンツの活用方法を学習する。
  4. 実業務を題材にした演習 承認機能を用いた有給申請処理
    手動で開始するフローの作成方法や、フローの分岐の仕方を学習する。フローを実行した際に日付を入力し、上長の承認結果をもとに有給管理リストを更新するフローを作成する。
  5. 実業務を題材にした演習 Microsoft Excelを用いた契約更新面談の実施管理
    Excelに記載されている社員のデータファイルから条件に該当するデータを抽出し、関係者にTeamsのメッセージでタスクを依頼するフローを作成する。スケジュール実行の方法や繰り返し処理について学習する。
  6. 実業務を題材にした演習 Microsoft Formsを活用した社内研修の申込管理
    Microsoft Formsのアンケートが送信された際、研修が申込定員に達しているかどうかを判断し、申込者に結果をメールで通知するフローを作成する。一部のフローを受講者が作成するチャレンジ課題を通じて、Power Automateでの業務自動化手法を学習する。
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