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デジタルヒューマンを活用した新たな接客/応対を共同実証─NTT Com、東映、NTT QONOQ

訪問者との対話に合わせて、表情やふるまい、声のトーンなどが変化

2023年3月13日(月)IT Leaders編集部

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、東映、NTT QONOQ(コノキュー)の3社は2023年3月9日、接客やコミュニケーションにデジタルヒューマンを活用する共同実証実験を開始した。NTT Comの技術検証/共創ワークプレイス「OPEN HUB Park」(東京都千代田区)においてデジタルヒューマンによる接客やコミュニケーションを試行して、企業の新たな顧客接点としてのデジタルヒューマンの可能性を検証する。

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)、東映、NTT QONOQ(コノキュー)の3社は、接客やコミュニケーションにデジタルヒューマンを活用する共同実証実験を開始した。NTT Comの技術検証/共創ワークプレイス「OPEN HUB Park」(東京都千代田区)においてデジタルヒューマンによる接客やコミュニケーションを試行して、企業の新たな顧客接点としてのデジタルヒューマンの可能性を検証する(写真1)。

写真1:ワークプレイス「OPEN HUB Park」内の複数のデバイス(ARグラス、LEDモニター、等身大モニター)にデジタルヒューマンが登場し、来訪者に対応する(出典:NTTコミュニケーションズ、東映、NTT QONOQ)
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 3社は共同実証の背景を次のように説明している。「労働力不足や生産性向上が課題になっている。こうした中、コンタクトセンターや店舗などの顧客接点において、チャットボットやバーチャルキャラクターの導入が進んでいる。リアルな人との接点を求める顧客は多く、よりリアルな人間に近い動きやコミュニケーションが可能なバーチャルキャラクターが求められている」。

 バーチャルキャラクターのビジュアルデザインは、東映ツークン研究所のデジタルヒューマン技術を用いて、実在人物9人の顔のスキャン、CG化によって作成した。モーションや音声は、NTT人間情報研究所の技術を用いている。実在する人物のモーションキャプチャデータと音声データをAIに学習させ、ふるまいや声の特徴を再現した。最終的に、リアリティの高いデジタルヒューマン「CONN(コン)」が完成した。

 共同実証では、OPEN HUB Park内の複数のデバイス(ARグラス、LEDモニター7個、等身大モニター)にCONNが登場し、来訪者への応対を行った。CONNみずからが思考しているかのように、表情やふるまい、声のトーンなどを示し、それらを訪問者との対話の中で繊細に変化させることができる。こうして、CONNが自然なコミュニケーションを実現しながら施設内のゾーンを案内する。各ゾーンでは、以下のように案内を行う。

  1. レセプションゾーン
    7つのLEDモニターとARグラス上で、CONNがOPEN HUB Parkのコンセプトを紹介する。
  2. プレゼンゾーン
    等身大のモニターにCONNが登場し、巨大LEDモニター上に表示した映像コンテンツについて説明するとともに、訪問者が対話型に会話可能な質疑応答も実施する。
  3. ライブラリーゾーン
    ARグラスにSmart Worldの取り組みを象徴する動物たちが登場し、同施設内のライブラリーゾーンを案内する(今後実装予定)。

 3社は今後、実証を通じて得た知見を基に、各社におけるデジタルヒューマンの活用を検討する。同時に、イベントやショールームでのアテンダント、企業の受付、アパレル店舗の店員など、各種の業種、業界のユーザーに向けて、デジタルヒューマンを活用した製品・サービスの提供を目指すとしている。

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