[データ駆動型社会を支える「データスペース」の実像─ハンズオンで理解するその価値と可能性]
いますぐデータスペースを試してみよう─東京大学データスペース技術国際テストベッド:第3回
2024年9月18日(水)羽多野 一磨(東京大学大学院情報学環 准教授)
ビジネスの高度化はもちろん、社会運営にとってもデータ活用の重要性は論を俟たない。一方で、データがサイロ化しシステムや組織内で留まっていては、その真価は発揮されない。データを十全に生かすには、信頼性を担保しながら組織や国境を越えて共有・連携するためのプラットフォーム、すなわち「データスペース」が必要となる。第3回となる今回は、東京大学大学院情報学環 准教授の羽多野一磨氏が、データをめぐる状況やデータスペースの必要性を整理した後、近年活発化している、日本におけるデータスペースの普及促進に向けた動きについて説明する。その中心となるのが、東京大学大学院情報学環が運用する「東京大学データスペース技術国際テストベッド」だ。
- > 前へ
- 1
- 2
- データスペースが拓く将来─エコシステム形成と国際連携で新たなデータ経済圏の構築へ:第12回(2024/11/20)
- Eclipse Dataspace Components(EDC)を使ってデータスペースを体験しよう(4):第11回(2024/11/13)
- Eclipse Dataspace Components(EDC)を使ってデータスペースを体験しよう(3):第10回(2024/11/06)
- Eclipse Dataspace Components(EDC)を使ってデータスペースを体験しよう(2):第9回(2024/10/30)
- Eclipse Dataspace Components(EDC)を使ってデータスペースを体験しよう(1):第8回(2024/10/23)