[データ駆動型社会を支える「データスペース」の実像─ハンズオンで理解するその価値と可能性]
CADDEを動かしてデータスペースを体験しよう[後編]:第6回
2024年10月9日(水)松永 惟月(東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 修士課程)
ビジネスの高度化はもちろん、社会運営にとってもデータ活用の重要性は論を俟たない。一方で、データがサイロ化しシステムや組織内で留まっていては、その真価は発揮されない。データを十全に生かすには、信頼性を担保しながら組織や国境を越えて共有・連携するためのプラットフォーム、すなわち「データスペース」が必要となる。本稿では分散連邦型データ基盤「CADDE(ジャッデ)」を実際に動かす方法をハンズオン形式で紹介し、読者にデータスペースの仕組みや価値を実感してもらうことを目指す。今回は後編として、データスペース上におけるデータ提供や、データの検索・取得の手順を解説する。
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