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キンドリル、メインフレームのIaaS「zCloud」の計算資源を拡充、東京近郊に新DCを開設

新DCに15万MIPS以上の計算資源を配置

2025年2月13日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

米Kyndrylの日本法人、キンドリルジャパンは2025年2月13日、IBMメインフレームのIaaS「zCloud」の計算資源を拡充し、同社が東京近郊に新設するデータセンターから2025年中に提供すると発表した。同DCからは15万MIPS以上の処理能力を提供する。

 米IBMのインフラサービス事業を分社した米Kyndrylの日本法人、キンドリルジャパンの「zCloud」は、IBMメインフレーム「IBM Z」をIaaSとして利用可能なサービスである(関連記事IBM Cloudの大阪DCが2020年第3四半期に開設、オフコンとメインフレームLinuxのクラウド提供も開始)。

 2025年中に、zCloudのサービス規模を拡充する。既存のデータセンター群に加え、同社が東京近郊に新設するデータセンターからもzCloudのサービスを提供する。新設のデータセンターでは15万MIPS以上の処理能力を提供する。なお、提供済みの計算資源の規模は非公開。

 なお、メインフレームの現行機「IBM z16」の特徴の1つは、AI推論用のアクセラレータをオンチップで搭載していること。メインフレームで処理する基幹システムのデータを、リアルタイムにAIで分析可能になるとしている(関連記事メインフレーム新製品「IBM z16」、オンチップAIアクセラレータでリアルタイム推論を可能に)。

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