[新製品・サービス]
日立ヴァンタラ、Hammerspace採用の分散ファイルストレージとNVIDIA B200搭載サーバーを販売
2025年4月4日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三
日立ヴァンタラは2025年4月4日、AIシステム向けサーバー/ストレージ製品群「Hitachi iQ」に2つの新モデルを追加し、同日販売を開始した。1つは、米Hammerspaceのデータオーケストレーション技術を採用したスモールスタート可能な分散ファイルストレージである。もう1つは、NVIDIA B200を搭載したハイエンドGPUサーバーである。価格はいずれも個別見積もり。
日立ヴァンタラの「Hitachi iQ」は、AIシステムの稼働に最適化したサーバー/ストレージ製品群である。日立製作所が開発・提供し、日立ヴァンタラが提供を受け継いだPCサーバー「HA8000Vシリーズ」を中核に、学習済みモデルを使った推論用途から、AIモデルの学習用途、大規模な学習用途まで、要求性能の規模に応じて広範なモデルをラインアップしている(関連記事:日立ヴァンタラ、AIシステム向けGPUサーバー「Hitachi iQ」のラインアップを拡充)。

今回、Hitachi iQのラインアップ拡充で、2つの新モデルを追加した(図1)。1つは、米Hammerspace(ハンマースペース)のデータオーケストレーション技術を採用した分散ファイルストレージである。データ量や性能の要求に応じてハードウェアを拡張可能で、スモールスタートの導入・運用に向く。
Hammerspaceは、非構造化データの管理およびデータオーケストレーション(自動配置・移動)のソフトウェアを提供している。社内のファイルサーバーやクラウドなどに分散している非構造化データを仮想統合し、単一のファイルシステムとしてアクセスできるようにする。
もう1つは、NVIDIAのBlackwellアーキテクチャGPU「NVIDIA B200」を搭載した、大規模な学習処理に対応するハイエンドGPUサーバーである。HA8000Vシリーズで搭載可能なNVIDIA H100より性能が向上している。空冷モデルと液冷モデルの2種類があり、液冷モデルの選択により、ラックあたりのGPU搭載密度が向上する。