アステリアは2025年5月13日、企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェア「ASTERIA Warp」のクラウド版「ASTERIA Warp Cloud」を発表した。同年8月から提供する。オンプレミス環境でサーバーを保守する必要がない。価格(税別)は、月額16万円から。
アステリアの「ASTERIA Warp」は、企業データ連携(EAI/ESB)ソフトウェアである。異なるシステム同士のデータ連携をノンプログラミングで行える点が特徴である(関連記事:データ連携ソフト「ASTERIA Warp」新版、コネクション呼出元などを表示して開発を容易に)。
各種のアダプタを介して、業務アプリケーションやデータベースサーバーなどに接続する。これらのデータをルールに基づいて変換し、外部システムに引き渡す。ジョブフローを定義して実行するバッチスケジューラ機能も備えており、各種の条件に合わせてバッチジョブを駆動する。
2025年8月には、クラウド版「ASTERIA Warp Cloud」を提供開始する。SaaS型で提供することから、オンプレミス環境でASTERIA Warpサーバーを保守する必要がない。また、データをマスキング(秘匿)する機能も標準で搭載する。
ASTERIA Warp Cloudの製品ラインアップは、表1の通りである。価格(税別)は、月額16万円から。
製品名 | ASTERIA Warp Cloud Core+ | ASTERIA Warp Cloud Standard | ASTERIA Warp Cloud Enterprise |
---|---|---|---|
用途 | シンプルな業務自動化 | 複数のクラウドサービスを連携 | 大規模なデータ連携基盤 |
機能 |
|
Core+の機能に加えて
|
Standardの機能に加えて
|