[事例ニュース]
横浜銀行、生成AIでシステム開発を効率化へ、内製プログラムの仕様書生成から着手
2025年9月29日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三
横浜銀行(本店:神奈川県横浜市)は2025年9月29日、システム開発を生成AIで効率化する取り組みを開始したと発表した。生成AIを用いたシステム開発支援ソフトウェア「Trust TLanP」を提供するTrustと共に取り組む。まずは、内製開発しているプログラムを対象に、設計書の作成にAIを適用して効率向上の度合いを検証する。
横浜銀行は、生成AIを活用してシステム開発を効率化する取り組みを開始した。同行は2025年4月からの中期経営計画で、生産性向上の一環として「AI活用による業務効率化」や「データベースの有効活用」への注力を表明。「これらの推進、IT戦略の高度化やシステム開発の効率化を加速する」(同行)として取り組む。
生成AIを用いたシステム開発支援ソフトウェア「Trust TLanP」を提供するTrustと共に取り組む。Trust TLanPは金融機関のシステム開発に特化しており、要件定義や設計などの上流工程において、既存のソースコードを解析し、設計書やテストケース・データを自動生成する(図1)。
図1:金融機関のシステム開発を支援する用途に特化した生成AIソフトウェア「Trust TLanP」の概要(出典:横浜銀行、Trust)拡大画像表示
Trust TLanPを活用して、まずは、内製開発しているプログラムを対象に、設計書の作成にAIを適用して効率向上の度合いを検証する。以降、外部委託で開発している業務システムへの適用も視野に入れている。
Trust TLanPに入力するデータとして、COBOL、RPGなどレガシー言語のソースコードのほか、データベース仕様書、各種マニュアル、機能設計書といった各種ドキュメントを用いる。
生成した設計書に含まれる情報は、プログラム情報、オーバービュー(概要)、インプット/アウトプット、プログラムで使うファイルやデータベース、データ項目、プログラムが使う他のファイル、プロシージャの呼び出しフロー図、プロシージャの詳細などである。
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