[新製品・サービス]
NaaS「docomo business RINK/SIGN」に危険な通信を検知する「WANセキュリティ」─NTTドコモビジネス
2025年9月26日(金)IT Leaders編集部、日川 佳三
NTTドコモビジネス(2025年7月にNTTコミュニケーションズから社名変更)は同年9月26日、クラウド型ネットワークサービス(NaaS)「docomo business RINK」にセキュリティオプション「WANセキュリティ」を追加すると発表した。同年9月30日から提供する。また、新サービスとしてIoTデバイスを対象にしたNaaS「docomo business SIGN」を発表、同年12月から提供する。
NTTドコモビジネスの「docomo business RINK」は、クラウド型のネットワークサービスである。エッジルーターをレンタル提供し、アクセス回線以降のネットワーク制御やセキュリティ機能を含めて従量課金型で提供する。こうしてネットワーク制御機能をクラウドから提供する形態をNaaS(Network as a Service)と呼んでいる(関連記事:NTT Com、ネットワーク制御機能をクラウドで提供するNaaS「docomo business RINK」)。
サービスの申し込みや設定変更、解約などはWebポータルから行える。利用帯域の増減や特定通信のローカルブレイクアウト設定などもオンデマンドで実行できる。申し込みから利用開始までのリードタイムを短くするため、モバイル回線をアクセス回線に利用する。固定回線も追加できる。
図1:クラウド型ネットワークサービス「docomo business RINK」に追加したセキュリティオプション「WANセキュリティ」の概要(出典:NTTドコモビジネス)拡大画像表示
アクセス回線の先で、拠点間接続やインターネット接続、アプリケーションに応じた経路制御などの機能を提供する。今回、オプションとして、RINKのネットワークサービス上で利用可能な「WANセキュリティ」を追加した(図1)。
WANセキュリティは、脅威情報(危険なあて先のリスト)を利用して危険な通信や、通信ログから普段と異なる通信の挙動を検知する。検知された通信を、管理コンソール画面からワンクリックで遮断できる(図2)。
図2:「WANセキュリティ」の機能(出典:NTTドコモビジネス)拡大画像表示
WANセキュリティの利用はRINKの契約が必須で、料金(税別)は1拠点あたり月額2600円から。なお、RINKは月額上限設定ありの分単位課金となっている。
IoTデバイス用のNaaS「SIGN」を提供
NTTドコモビジネスは、新サービスとして、IoTデバイスを管理・制御する「docomo business SIGN」を2025年12月から提供する。RINKと同様、NaaSの形態で、IoTデバイスやエッジルーターに装着する専用SIMを提供する。料金は要問い合わせ(図3)。
図3:IoTデバイス向けクラウド型ネットワークサービス「docomo business SIGN」の概要(出典:NTTドコモビジネス)拡大画像表示
写真1:NTTドコモビジネス 執行役員 プラットフォームサービス本部 5G&IoTサービス部長の小嶺一雄氏(出典:NTTドコモビジネス)拡大画像表示
RINKではオプションのWANセキュリティを、SIGNでは標準機能として提供する。WANセキュリティやSIGNの提供意図について、同社執行役員 プラットフォームサービス本部 5G&IoTサービス部長の小嶺一雄氏(写真1)は次のように説明した。
「ネットワークサービス上でセキュリティ機能を利用したいというニーズが大きい。また、IoTデバイスは性能が限られているので、デバイスにセキュリティ機能を搭載するのが難しい」
SIGNは、WANセキュリティのほか、インターネット/閉域接続、センサーデータの可視化・分析、映像処理など、IoTの活用に必要なニーズの高い機能を揃えており、ユーザーはこれらを組み合わせて利用できる。また、用途ごとの機能セットをテンプレートとして用意している(図4)。
図4:docomo business SIGNの機能ラインアップ(出典:NTTドコモビジネス)拡大画像表示
同社は今後、SIMアプレットを使ってIoTデバイスの初期設定(クライアント証明書の導入)を自動化する「IoT SAFE」をSIGNの1機能として利用可能にする予定である(関連記事:NTT Comが「IoT SAFE」規格を実証、SIMアプレットでIoT機器へのクライアント証明書導入を自動化)。
NTTドコモビジネス / NaaS / ネットワーク管理 / WAN
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