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IDaaS/SSO「ID Entrance」にフォーム代理入力方式のログイン機能、レガシーアプリでもSSOが可能に

Active Directry連携方式にLDAP連携を追加

2025年12月22日(月)IT Leaders編集部、日川 佳三

キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2025年12月22日、ID管理クラウドサービス(IDaaS)「ID Entrance」のシングルサインオン(SSO)に、WebフォームにID/パスワードを代理入力してログインする機能を追加、SSOでログインできなかったレガシーアプリケーションへのSSOでログインできるようになった。また、Active Directry連携方式に「AD連携(LDAP型)」を追加した。同方式により、Windowsへのログオン情報を用いてID Entranceへ自動ログインする「デスクトップSSO」が可能になる。

 キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)の「ID Entrance」は、ID管理クラウドサービス(IDaaS)である。各Webアプリケーション/クラウドサービスへのログインに使用しているID/パスワードなどの統合管理、シングルサインオン(SSO)、アクセス制御などの機能を提供する(関連記事キヤノンITS、IDaaS/SSO「ID Entrance」にパスキー認証とIDプロビジョニング機能を追加)。

 今回、SSOの機能拡張として、SAMLやOpenID ConnectによるID連携に加えて、ログインフォームへの代理入力方式を新たに採用した。これにより、認証規格に未対応のWebアプリケーションに対しても、SSOログインが可能になった(図1)。

 同方式はWebアプリケーションへのアクセスを中継するリバースプロキシ型で動作するため、利用にあたってはオンプレミスまたはクラウド環境へのリバースプロキシサーバーの構築が別途必要となる。

図1:IDaaS/SSOサービス「ID Entrance」に追加した、ログインWebフォームへのID/パスワード代理入力機能の概要(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 認証手段については、標準のID/パスワードに加え、オプションでクライアント証明書の発行/認証をサポートする。また、Active Directory(AD)との同期オプションとして、「AD連携(エージェント型)」を提供している。

 今回、新たなAD連携方式として「AD連携(LDAP型)」を追加した。同方式により、Windowsへのログオン情報を用いてID Entranceへ自動的にログインする「デスクトップSSO」が可能になる(図2)。

図2:IDaaS/SSOサービス「ID Entrance」に追加した、AD/LDAP連携によるID Entranceへのログイン認証機能(出典:キヤノンITソリューションズ)
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 ID Entranceの月額料金(税別)は、1ユーザー(ID)150円(最低購入数:5ユーザー)。クライアント証明書は1台200円。オプションのAD連携(エージェント型)とAD連携(LDAP型)は共に1ID 100円。

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キヤノンITソリューションズ / IDaaS / SSO / Active Directory / Webアプリケーション / SaaS / LDAP

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