[新製品・サービス]
NTT Com、ネットワーク制御機能をクラウドで提供するNaaS「docomo business RINK」
2023年10月5日(木)IT Leaders編集部、日川 佳三
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2023年10月4日、クラウド型ネットワークサービス「docomo business RINK」を発表した。同年11月30日から提供する。モバイル回線をアクセス回線に利用するエッジルーターをレンタル提供し、アクセス回線以降のネットワーク制御やセキュリティ機能を含めて従量課金型で提供する。SD(Software Defined:ソフトウェア定義型)技術を活用してネットワーク制御機能をクラウド型で提供するもので、同社はこれをNaaS(Network as a Service)と呼んでいる。
NTT Comの「docomo business RINK」は、クラウド型のネットワークサービスである。モバイル回線をアクセス回線に利用するエッジルーターをレンタル提供し、アクセス回線以降のネットワーク制御やセキュリティ機能を含めて従量課金型で提供する。こうしてネットワーク制御機能をクラウドから提供する形態をNaaS(Network as a Service)と呼んでいる。(図1)。
図1:クラウド型ネットワークサービス「docomo business RINK」の概要(出典:NTTコミュニケーションズ)拡大画像表示
サービスの申し込みや設定変更、解約などはWebポータルから行える。利用帯域の増減や特定通信のローカルブレイクアウト設定などもオンデマンドで実行可能。
申し込みから利用開始までのリードタイムを短くするため、モバイル回線をアクセス回線として利用する。モバイル回線は最短10営業日で開通し、NTT Comがレンタル提供するエッジルーターを社内LANに接続するだけで利用を始められる。
アクセス回線の先では、ネットワークサービスとして拠点間接続やインターネット接続、アプリケーションに応じた経路制御などの機能を提供する。例えば、ローカルブレイクアウト機能では、Web会議のトラフィックを別の拠点を介さずに直接docomo business RINKからインターネットに出ていくように制御できる。
インターネットアクセス時のSWG(セキュアWebゲートウェイ)など、SSE(セキュリティサービスエッジ)に相当するセキュリティ機能も提供する。
SDN / ネットワーク管理 / SSE / NTTコミュニケーションズ / NaaS / NTTドコモビジネス
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