[調査・レポート]
AIエージェント導入率は1割にとどまるも、導入企業の9割は効果を実感─PKSHA・松尾研調査
2025年10月7日(火)IT Leaders編集部、日川 佳三
PKSHA Technologyと松尾研究所は2025年10月1日、AIエージェントに関する調査結果を発表した。AIエージェント導入率は回答企業の1割にとどまるも、導入企業の9割以上が事業への貢献を実感している。回答結果から、多くの企業が、効果的な導入には外部パートナーとの「共創」が重要であると認識している。
PKSHA(パークシャ)Technologyと松尾研究所は、何らかのAI導入実績がある大企業の管理職を対象に、AIとAIエージェントの導入・活用動向を調査した。2025年7月24日~26日にWebアンケートで実施し、450の有効回答を得ている。
AIエージェントの導入状況について聞いたところ、導入済みは回答全体の12%、約1割にとどまった。ただし、何らかのAIツールを利用している企業に母集団を限定した場合は57%が導入済みで、さらに23%がこれから導入予定と回答している(図1)。
図1:AI利用企業におけるAIエージェントの導入率(出典:PKSHA Technology、松尾研究所)拡大画像表示
AI導入のきっかけとなる経営課題は、「知識やノウハウ継承の課題」(49%)が最多。次いで「人材不足・採用難」「データの有効活用」「コスト削減」が3割強を占めた(図2)。
図2:AI導入のきっかけとなった経営上の課題(出典:PKSHA Technology、松尾研究所)拡大画像表示
AIエージェント未導入の場合、90%以上が何らかの形で競争力に影響が出ると回答した。理由として、「人的リソースの逼迫」をトップに、「業務スピードや対応力の遅れ」「データやナレッジが活用できない」が上位に入った。
AIツールの導入方法について、最も多かったアプローチは「外部パートナーと共創」(33%)だった。これに「完全内製」(21%)と「完全外注」(19%)が続いた(図3)。
図3:AIツールの導入方法(出典:PKSHA Technology、松尾研究所)拡大画像表示
導入方法に対する満足度の理由を共創と内製で比較すると、「導入までのスピード 」「コスト」「セキュリティ・ガバナンス対応」の点で、共創のほうが満足度が高かった(図4)。
図4:AIツールの導入方法に対する満足度の理由(出典:PKSHA Technology、松尾研究所)拡大画像表示
●Next:AIツールの開発は内製か外注か?
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PKSHA Technology / 松尾研究所 / ユーザー調査 / 生成AI / AIエージェント / ベンダーマネジメント
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