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Sansan、取引先データの名寄せ/正規化サービス「Sansan Data Intelligence」を発表

2025年11月21日(金)日川 佳三、河原 潤(IT Leaders編集部)

Sansanは2025年11月21日、取引先データ正規化サービス「Sansan Data Intelligence」を同年12月下旬から提供すると発表した。企業が保有している取引先企業のデータを、Sansanが管理する800万件超の企業データベースを用いて名寄せ・正規化・最新化する。加えて、管理外の項目を追加して取引先企業データに情報を付加できる。

 Sansanの「Sansan Data Intelligence」は、企業・組織が保有している取引先企業のデータを、Sansanが管理している800万件超の企業・事業所データベースを用いて、名寄せ・正規化・最新化するサービスである(図1)。

図1:Sansan Data Intelligenceで取引先データを正規化するイメージ(出典:Sansan)
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 Sansan Data Intelligenceの企業データベースとユーザー企業のデータとの連携を、APIもしくはブラウザベースの管理画面でのファイルアップロード(Excelファイル、CSV形式ファイルなど)で行う。別途、ユーザー企業固有のデータ連携の仕組みを構築することも可能としている。

 上記の方法で、基幹システムやCRM/SFA、Excelなどで管理しているデータをSansan Data Intelligenceと連携すると、取引先名、住所、電話番号などの情報から企業や事業所を特定し、重複、表記ゆれ、欠損、古い情報などを更新・補完する(図2)。

図2:Sansan Data Intelligenceの機能と、社内システムとのデータ連携イメージ(出典:Sansan)
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 企業データベースとのマッチングで正規化された取引先名には、Sansan独自の識別コード「Sansan Organization Code(SOC)」が付与される。これにより、データを企業・事業所の単位で管理可能になり、グループ系列なども一目で確認できるようになる。加えて、「従業員規模」「業種」「財務情報」など、もともと管理していない項目を追加して取引先企業データを情報を付加することができる。

 料金は、ユーザー企業ごとの要件(データの種類、連携手段、正規化方法)をに基づく初期費用と、運用後のデータ量に応じた月額ライセンスとなっている。

●Next:Sansanがデータ正規化サービスを投入する理由

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