[新製品・サービス]
HPE、システム運用基盤の設計/構築/運用支援のSI「Unified Cloud Management」を発表
2025年11月21日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE/日本ヒューレット・パッカード)は2025年11月20日、システム運用基盤のSI/運用支援サービス「HPE Unified Cloud Management」を発表した。オンプレミスや複数のクラウドで構成するシステムインフラの運用管理基盤を構築し、構築後の運用を含めてトータルで支援する。
ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE/日本ヒューレット・パッカード)の「HPE Unified Cloud Management」は、システム運用基盤のSI/運用支援サービスである。オンプレミスやマルチクラウドを含むITインフラの運用基盤について、コンセプトの整理から構想・計画・検証、構築・運用までをトータルで支援する(図1)。
図1:「HPE Unified Cloud Management」の概要(出典:HPE/日本ヒューレット・パッカード)拡大画像表示
アドバイザリーサービス(勉強会、ワークショップ、ロードマップ策定)とプロフェッショナルサービス(PoC、設計・実装、展開・運用)で構成する。ワークショップを通じてAs-Is/To-Beのギャップを特定し、HPEおよびパートナーのITインフラ製品を用いて運用管理基盤を構築する。以下にあるITインフラ構築・運用の8領域を網羅している。
- DataOps:データのライフサイクル管理によるデータ活用の効率化
- PlatformOps:一元管理とインテグレーションによる継続的な最適化
- GreenOps:電力消費の可視化など、サステナビリティ戦略の促進支援
- SecOps:サイロ化の解消と継続的な最適化によるセキュリティ・ガバナンス強化
- SSAMOps:ソフトウェア資産の最適化によるコスト削減
- FinOps:IT資産とコストの可視化による企業全体の財務管理
- AIOps:AIを最大限に活用した可観測性向上と自動化
- NetOps:ネットワーク環境の自動化とプログラム化による効率化

































