アシストは2011年4月25日、SIベンダーの沖縄クロス・ヘッド(OCH)と提携し、BI(ビジネスインテリジェンス)分野のクラウドコンピューティングサービスの販売を開始すると発表した。最大の特徴は、短時間でBIシステムを構成可能なこと。アシストはBIツールを導入したサーバーを5分で構築できるとしている。
サービスの名称は「HANARE(はなれ)for QlikView」。アシストが国内販売しているインメモリー型のBIツール「QlikView」を、沖縄クロス・ヘッドのIaaS(インフラストラクチャ・アズ・ア・サービス)「CUMO platform」と組み合わせて提供する。
20〜40人でQlikViewを利用することを想定した「アドバンス」と、ユーザー数10〜20人が目安の「スタンダード」、同じく5〜10人の「エントリ」の3メニューを用意した。割り当てるハードウェアリソースもメニューごとに異なる。アドバンスの場合、プロセサ数が4個で、メモリーとディスクの容量がそれぞれ32GBと80GB。
月額料金は税別で、アドバンスが15万3000円など。 (栗原)