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MITシステム、アウトバウンドコンタクトセンター向け一体型製品を発売

2015年8月26日(水)IT Leaders編集部

コンタクトセンター向けシステムを提供するMITシステム研究所(MITシステム)は2015年8月25日、アウトバウンド(発信型)コンタクトセンターの構築に必要なソフトウェアを1つのサーバーに事前導入した一体型製品「Quick eNext Outbound Suite」を発売したと発表した。

 「Quick eNext Outbound Suite」は、アウトバウンド(発信型)コンタクトセンター機能を提供するサーバー製品。予測発信やプレビュー発信、ペース制御、通話録音、モニタリング、レポーティング、コールバックといった機能を実現する種々のソフトウェアを搭載する。複数のコールリストから時間帯でスケジュールしながら自動的に発信したり、顧客とオペレーターの会話を録音し、蓄積した情報を広範囲に検索したりできる

 搭載するソフトウェアは、コンタクトセンターのためのCRM(Customer Relationship Management:顧客関係管理)パッケージ「QuickCRM」と、自動ダイヤルソフトウェア「QuickeDialer」、コンタクトセンター対応IP-PBX「QuickmPBX」、通話録音ソフトウェア「VoiceCatcher」である。

 オプションで、ワークフォース管理ソフトウェア「QuickWFM」も搭載できる。架電履歴を基に顧客の購買タイミングを分析し、当該時間帯に必要なオペレーター数を導き出して適切なオペレーターシフトの管理が可能になる。

 中小規模、または小規模で始めるコンタクトセンターに適するよう、各機能を設計・検証済みで提供するため、構築期間の短縮と費用の削減を図れる。サーバーは、ユーザーが指定した場所/環境に設置するため、独自のセキュリティ対策や情報保護対策を取れる。オプションでレンタルモデルも用意する。

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