日立製作所は2018年9月4日、VMwareのサーバー仮想化環境でミッションクリティカルな業務システムを動作させるためのシステム製品「高信頼プラットフォームソリューション」を発表した。2018年9月5日から販売する。VMware vSphereを日立製作所の独自機能で高信頼化し、PCサーバー機と組み合わせて提供する。価格は個別見積もり。
日立製作所の高信頼プラットフォームソリューションは、VMwareのサーバー仮想化環境でミッションクリティカルな業務システムを動作させるためのシステム製品である。具体的には、サーバー仮想化環境の信頼性を高める仕組みとして、障害が発生した拡張カード(PCIカード)を切り離して予備のPCIカードに切り替える機能をVMware vSphereに追加し、同社のPCサーバー機「RV3000」と組み合わせて提供する。
図1:高信頼プラットフォームソリューションの概要(出典:日立製作所)拡大画像表示
VMware vPshereのサポートを強化するため、ヴイエムウェアとの間で特別なサポート体制を構築した。問題発生時の原因究明と対策において、ヴイエムウェアから特別に技術的な支援を受けられる。さらに、ヴイエムウェアに日立製作所のエンジニアが常駐して対応する。これにより、レベルの高い技術サポートを提供できるとしている。
VMware vSphereを長期にわたって保守できるように、標準ライフサイクルを超える長期サポートを標準メニューとして備えた。標準ライフサイクル終了後でも、業務に影響するレベルの重要な不具合に対しては、ヴイエムウェアと連携して対策版を提供する。
PCサーバー機(RV3000)も、基幹システムにあわせて、最長で10年のハードウェア保守サービスを提供する。高信頼性に注力しており、システムの障害発生時には、予備系システムへと切り替えられる。RV3000のCPUは最大4個(Xeon)で、メモリー容量は最大3TB。価格(税別)は、491万4000円から。
写真1:RV3000の外観日立製作所とヴイエムウェアは、2017年10月に協業体制を強化した。ミッションクリティカルな基幹システム向けに高信頼な仮想化基盤を提供するため、新たなシステム製品の開発に取り組んできた。今回、協業の成果として、高信頼プラットフォームソリューションを販売する。
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