米テラデータは2018年10月8日(米国現地時間)、アナリティクス市場におけるテラデータの新しいグローバルビジョン「パーベイシブ・データインテリジェンス(Pervasive Data Intelligence)」と、それに伴い同日付けロゴを含む自社ブランドの刷新を行ったと発表した。
近年のビッグデータ分析やデジタライゼーションの進展によって、アナリティクス市場は今や2000億ドル規模へと成長し、さまざまなベンダーがこの市場に参入している。長年この市場を牽引してきた自負のあるテラデータは、現在の状況を次のように指摘する。
「収集できるデータが飛躍的に増加する中、アナリティクスをより複雑で、より不確実にするサービスを提供する、さまざまなベンダーが乱立している。企業は、ビジネス成果を導き出す答えを獲得するために“投資”したいと考えているが、(実態は)これらベンダーのアナリティクスを“購入”することに終始している」(同社)
この現状を認識したうえで同社が打ち出したのが、「パーベイシブ・データインテリジェンス(Pervasive Data Intelligence)」というビジョンである。同社の説明によれば、新ビジョンは「グローバル企業が求めるインテリジェンスソリューションに対する新しい基準と期待を定義し、アナリティクス分野においてテラデータが果たすべき役割を整理したもの」だという。
写真1:米テラデータ社長兼CEOのビクター・ランド氏(出典:米テラデータ)2016年5月よりテラデータを率いる社長兼CEOのビクター・ランド(Victor L.Lund)氏(写真1)は、新ビジョンについて次のようにコメントしている。「テラデータ独自のユニークかつ新しいサービスをさらに提供できるよう、アナリティクス分野における当社の役割、ポジショニングについて統一した認識の下、よりよいソフトウェアとコンサルティングの専門知識をクラウドやオンプレミスでのas-a-serviceで提供していく。当社は今、データを基盤とした顧客中心型かつ専門知識に根差して策定された大胆な目標と戦略への投資倍増を計画しているところ。テラデータのアナリティクス市場への新たな挑戦である」
テラデータは、パーベイシブ・データ・インテリジェンスの実現にあたって中核になる製品として、分析プラットフォーム「Teradata Vantage」(画面1)を挙げる。製品/テクノロジー面を同製品が担うのに加えて、アナリティクス人材/ノウハウの面で、全世界で5000人超のエキスパートを擁するコンサルティング部門が、同ビジョンの実装に必要となる継続的なサービスを提供していくとした。
画面1:Teradata Vantageで構築した、顧客行動パス解析アプリケーションの操作画面(出典:米テラデータ)拡大画像表示
「(当社のミッションは)データの力によって企業の仕事や人々の生活を、よりよいものに変えていくこと。製品から人材までにわたり、テラデータをパーベイシブ・データ・インテリジェンスのリーダーとしてとらえ直して、我々自身を再定義していく」(同社COOのオリバー・ラッゼスバーガー〈Oliver Ratzesberger〉氏)
画面2:テラデータは新しいビジョンの登場に合わせてコーポレートロゴも刷新したTeradata / アナリティクス / DWH / VantageCloud
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