東芝デジタルソリューションズと東陽テクニカは2019年2月20日、産業・社会インフラ向けのサイバーセキュリティ分野における協業に向けた検討を開始すると発表した。生産システムや社会インフラを、巧妙化するサイバー攻撃の脅威から守る。
工場などの生産システムやエネルギー・交通などの社会インフラは、セキュリティ対策の手法が確立されていない。これを受けて今回、産業・社会インフラにセキュリティ対策を早期に普及させることを目的に、東芝デジタルソリューションズと東陽テクニカが協業を検討する。
東芝デジタルソリューションズが持つ、産業・社会インフラ向けのサイバーセキュリティの実績・知見と、東陽テクニカが連携しているイスラエルのセキュリティ技術を組み合わせる。
東芝デジタルソリューションズは、情報システムと制御システムの両面でセキュリティの運用管理を行ってきた経験がある。IoT時代に即した産業・社会インフラ向けのサイバーセキュリティを体系化しているという。
東陽テクニカは、サイバー先進国化が進むイスラエルの情報セキュリティ企業から、ユーザー企業の課題解決に有効な最先端技術を選別し、各種のSIサービスと組み合わせるてサイバーセキュリティサービスとしてワンストップで提供している。