日立ソリューションズは2019年11月27日、業務データを地図上にリアルタイムに表現できるクラウドサービス「Mapbox」(開発元:米Mapbox)を発表した。IoT機器などから収集した膨大な業務データを、多彩な地図でリアルタイムに表現できる。2019年12月2日から販売する。価格は個別見積もり。
Mapboxサービスは、業務データを地図上にリアルタイムに表現できるクラウドサービスである(画面1)。地図(3Dを含む)、衛星・航空写真、地形などのコンテンツをクラウドで提供する。国内版では、ゼンリンの最新の地図やナビデータも提供する。
画面1:Mapboxの画面例(出典:日立ソリューションズ)
拡大画像表示
拡大画像表示
地図データに加えて、座標データを基に地図上に位置情報を表示するための、カスタマイズ可能なソフトウェア開発キット(SDK)を提供する。ヒートマップ表示やグラフ表示をすぐに利用できる業務テンプレートも提供する。
日立ソリューションズは、Mapboxサービスを利用し、IoT機器から収集したビッグデータの地図への重ね合わせ、ヒートマップ、グラフ表示など、各種の地図表現ができる法人向けのクラウドサービスを提供していく。