[市場動向]
NTTデータ、ServiceNowの専門事業組織「ServiceNowビジネス推進室」を設置
2020年12月14日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
NTTデータは2020年12月14日、ServiceNowの専門事業組織「ServiceNowビジネス推進室」を2021年1月1日付で設置すると発表した。NTTデータ社内のIT運用管理のためにServiceNowを導入してきたエンジニアと、ユーザーの各業界に特化したコンサルタント十数人で構成する150人をワンチーム化した。専任で業務にあたるメンバーもいるが、これまでの仕事と兼務で業務にあたるメンバーもいる。推進室として、2025年までにServiceNow関連の売り上げを500億円規模に拡大することを目指す。
NTTデータは、ServiceNowの専門事業組織「ServiceNowビジネス推進室」を2021年1月1日付で設置する(図1)。規模は約150人で、ServiceNowを使ってNTTデータ社内のIT運用管理に従事してきたエンジニアと、ユーザーの各業界に詳しいコンサルタントで構成する。構成比は、ほとんどがエンジニアで、業界特化型コンサルタントが1割である。メンバーはそれぞれ、専任のメンバーもいれば兼任のメンバーもいる。
図1:ServiceNowの専門事業組織「ServiceNowビジネス推進室」によるServiceNow導入サービスの概要図(出典:NTTデータ)拡大画像表示
NTTデータは、ユーザーに提供できる価値として、業界特化型のサービスを提供できる点を挙げている。NTTデータの業務知識やITシステムの構築、運用経験と、ServiceNowのデジタル技術を組み合わせる。これにより、業界固有の課題や環境に応じたサービスを整備して提供する。
ServiceNowに関する実績やノウハウが豊富な点もアピールしている。2019年7月にServiceNowの販売を開始してから、公共社会基盤分野、金融分野、法人分野と、業界を問わず多くの案件にServiceNowを導入してきた。NTTデータが提供するITインフラのマネージドサービスにおいてもServiceNowを採用している。2020年10月には、ServiceNowの専業コンサルティング企業である米Acorioを買収している。
-
AI時代の“基幹インフラ”へ──NEC・NOT A HOTEL・DeNAが語るZoomを核にしたコミュニケーション変革とAI活用法
-
加速するZoomの進化、エージェント型AIでコミュニケーションの全領域を変革─「Zoom主催リアルイベント Zoomtopia On the Road Japan」レポート
-
14年ぶりに到来したチャンスをどう活かす?企業価値向上とセキュリティ強化・運用効率化をもたらす自社だけの“ドメイン”とは
-
-
-
-
生成AIからAgentic AIへ―HCLSoftware CRO Rajiv Shesh氏に聞く、企業価値創造の課題に応える「X-D-Oフレームワーク」
-
-
-
「プラグアンドゲイン・アプローチ」がプロセス変革のゲームチェンジャー。業務プロセスの持続的な改善を後押しする「SAP Signavio」
-
BPMとプロセスマイニングで継続的なプロセス改善を行う仕組みを構築、NTTデータ イントラマートがすすめる変革のアプローチ
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-


