[事例ニュース]
セブン-イレブン、非接触で使える空中ディスプレイ採用のセルフレジ「デジPOS」を実証実験
2022年1月31日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)
セブン-イレブン・ジャパンは2022年1月28日。非接触で使える空中ディスプレイ技術を採用したセルフレジの実証実験を始めると発表した。都内のセブン-イレブン6店舗(店舗は非公開)にて、2022年2月1日から順次開始する。顧客は、空中に浮かんだ映像をタッチパネルと同様に操作できる。レジカウンターの省スペース化による販売機会の創出や、非接触による安全・安心の提供を目的に検証を進める。
セブン-イレブン・ジャパンは、非接触で使える空中ディスプレイ技術を採用したセルフレジ「デジPOS」の実証実験を始める(図1)。都内のセブン-イレブン6店舗(店舗は非公開)にて、2022年2月1日から順次開始する。顧客は、空中に浮かんだ映像をタッチパネルと同様に操作できる。レジカウンターの省スペース化による販売機会の創出や、非接触による安全・安心の提供を目的に検証を進める。
図1:非接触で使える空中ディスプレイ技術を採用したセルフレジの利用イメージと概要(出典:アスカネット、神田工業、セブン&アイ・ホールディングス、東芝テック、三井化学、三井物産プラスチック)拡大画像表示
空中ディスプレイとは、空中に浮かんだ映像を、手で触れることなく、タッチパネル操作可能なディスプレイである。ディスプレイ、光学素子(空中ディスプレイプレート)、センサーの各モジュールで構成する。今回の実験では、アスカネット(広島県広島市)の光学素子「ASKA3Dプレート」を使う。ASKA3Dプレートでは、ガラスや樹脂などで出来た特殊なパネルを通過させることで、実像の反対側の等距離の空中に実像を結像させられる。
デジPOSは、キャッシュレス型のセルフレジである。顧客みずから、購入商品のバーコード読み取りや会計操作を行う。決済手段は、セブン&アイグループの電子マネー「nanaco」、交通系電子マネー、iD、QUICPay+、楽天Edy、クレジット・デビットカード、バーコード決済、Apple Pay、のいずれか。レジのサイズは横幅317.5×奥行600mmで、既存レジと比べて約70%のサイズである。
●Next:デジPOSの関係6社の役割は?
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