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インテック、「報告書集計システム」にクラウド版を追加

2022年11月24日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インテックは2022年11月24日、「報告書集計システム」のクラウド版を同年12月から提供すると発表した。Excelなど任意のフォーマットで作成した報告書を登録・配布・収集・集計する。これまでオンプレミスで提供してきたが、今回、Amazon Web Services(AWS)をサービス基盤にして、閉域網接続を介したクラウドサービス(SaaS)版を提供する。

 インテックの「報告書集計システム」は、Excelなど任意のフォーマットで作成した報告書を登録・配布・収集・集計するアプリケーションである。これまでオンプレミスで提供してきたが、今回新たに閉域網接続を介したクラウドサービス(SaaS)版を用意した。Amazon Web Services(AWS)のインフラを活用して提供する(図1)。

図1:「報告書集計システム」の概要(出典:インテック)
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 同システムを使って、社内報告を行う部門/担当者は報告書の入力と提出を、集計を行う部門/担当者は報告書の収集と集計をボタン操作で行える。ワークフロー機能により、システム上で承認依頼することも可能である。報告書にまつわる一連の作業がシステム上で完結するので、メールやファクスの再確認などが不要である。

 報告書の返信状況や未返信先をExcel形式で一目で確認でき、収集・集計後の加工も行える。報告書をExcelで作成していた場合は、集計範囲を指定するだけで、総合計・中計・小計などの帳票を一度に作成可能である(画面1)。

画面1:「報告書集計システム」における集計結果のイメージ(出典:インテック)
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 配信用に登録する報告書のファイル形式は問わない。既存のExcel形式の報告書などを流用できる。例えば、支店に報告書を配信する場合、支店コードなどを入力済みの状態で配信することも可能である。 

 今後は、作業依頼に気がつくように通知機能を追加する。また、サービス開始当初は閉域ネットワークでのSaaSとして提供するが、今後はインターネット接続の利用によって、幅広いユーザーへの提供を予定している。

 「企業には売上予実報告書など各種報告書があるが、これらの受け渡しは電子メールが一般的であり、本社・支社間などで部門数が多い企業では見落としが発生する。また、報告書ごとに集計の仕組みが異なるため、集計作業が属人化しやすい課題もある」(インテック)

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