日商エレクトロニクスは2023年3月7日、中小企業向けクラウドERP「GRANDIT miraimil」を販売すると発表した。GRANDIT miraimilは、オンプレミス版ERP「GRANDIT」の機能をベースに中小企業向けに開発したクラウド型ERP。日商エレクトロニクスはGRANDIT miraimilの10社目の販売パートナーとなる。
GRANDITの「GRANDIT miraimil」は、オンプレミス版のGRANDITをベースにした、中小企業向けクラウド型ERPソフトウェアである(関連記事:GRANDIT、中小企業向けのクラウドERP「GRANDIT miraimil」を提供開始)。
10種類の基幹業務(経理、債権、債務、販売、調達在庫、継続契約、経費、資産管理、人事、給与)を組み合わせて利用する。各業務システムは単一の共通マスターで連携し、会計、人事、生産、物流、販売のフローを一元的に管理可能。承認ワークフロー機能やBI(ビジネスインテリジェンス)機能も備える。
日本の業種固有の商習慣をパターン化している。「商社・卸売業」向けプランは、各種の商材を扱う商社・卸売業の業務に特化した機能を備える。「サービス業」向けプランは、期間契約取引や多様な請求形態をカバーする。「情報サービス業」向けプランは、プロジェクト(案件)別の採算を可視化する。
今回、GRANDIT miraimilの販売パートナーに、日商エレクトロニクス(本社:東京都千代田区)が加わった。同社は、2003年のGRANDITコンソーシアム立上げ時から「GRANDIT」の販売に携わっており、商社業界を中心に約120社のユーザーへの導入および運用・保守の実績がある。今回の「GRANDIT miraimil」販売パートナー加入により、中小企業のニーズに応える。
現在、GRANDIT miraimilの販売パートナーは以下の10社である。
- アプリケーションフォーカス(神奈川県横浜市)
- オージス総研(大阪市西区)
- オプティマ(東京都品川区)
- システムインテグレータ(埼玉県さいたま市)
- シナプスイノベーション(大阪市北区)
- ソフトバンク(東京都港区)
- 日商エレクトロニクス(東京都千代田区)
- 日本インフォメーション(名古屋市千種区)
- パーソナル情報システム(東京都港区)
- プロソア(東京都千代田区)