SAPジャパンは2023年7月24日、カテゴリー管理クラウドサービス「SAP Category Management」を2023年8月から提供すると発表した。企業の調達・支出において各カテゴリーのコストを把握して無駄を削減して適正化する。
SAPジャパンの「SAP Category Management」は、カテゴリー管理クラウドサービスである。企業の調達・支出において、各カテゴリーのコストを把握して無駄を削減することで適正化する。調達業務における手作業での管理、情報収集（商材情報、市場傾向、取引先情報など）からユーザーを解放する（画面1）。
画面1：カテゴリ管理ソフトウェア「SAP Category Management」の画面（出典：SAPジャパン）拡大画像表示
SAP Category Managementは、カテゴリー管理のプロセスにおいて、以下のステップを支援する。手作業で行っている業務をデジタル化し、業務プロセスを改善することで、組織の戦略開発、実行、モニタリング能力の拡大を支援する。
- 商品・サービスカテゴリの定義
- 組織の支出情報の収集
- 戦略と計画の策定
- 実施、モニタリング、改善
提供する主な機能は、以下のとおりである。
- 調達カテゴリーの戦略を構築するために必要な洞察
- 洞察を導き出すための市場動向とカテゴリー別の取引情報
- 調達カテゴリー管理フレームワーク
- 調達機会分析と推奨事項（取引先、商材など）の情報
- 調達・購買システム「SAP Ariba」との連携機能
